Life Goes On

 
 ★ 最初で最後の… 

キルト 3/7の雑記でちくちく必死で仕上げていたキルトですが。
 その後掲示板の方に、無事完成したわ〜っという書き込みをしたところ、「見せて」という反応が返ってきましたので、写真を撮ってみました(笑)。ちなみにサイズは、だいたい80cm×1mってとこであります。
 ほんとは3/10には撮影していたんですが、やーっと全部のフィルムを撮りきって現像に出しましたもので、今頃のアップだったりします(うーん、デジカメ欲しいナァ…)。
 配色のセンスも何もない、とにかくやっただけー!っていう作品ですが、それでもやり遂げたことはやり遂げたので満足。でももうしない(笑)。これが大庭の最初で最後のキルト作品ですわ。
 それにしても、西の方の州は大きいし州境のラインも単純だしで簡単だったんですが、北東部のごちゃごちゃした辺りの辛かったこと。やっぱりどうせキルトをやるなら、古典的な大きなパターンの組み合わせっていうのの方がなんぼか楽だと思います〜。

 見た目綺麗にバランスよくという配色センスは大庭にはないんですが、でも州の色にはちょっとだけこだわってたりします。特に「テネシーはオレンジ、テキサスはブルーの花柄」っていうのだけは、最初から決めてました。
 オレンジはテネシー大のフットボールチームの色、ブルーはテキサスの州花ブルーボネットをイメージしてます。アラバマ州もアラバマ大のチームカラーに近いものを選んでいるし、ルイジアナもそうだったかな?
 ジョージアはマスターズをやる所だからグリーンにしておこう〜、とか、ハワイはハイビスカスっぽく、アラスカは氷っぽい色にしようっと、とか、その辺は良かったんですが、やっぱりメイン州をロブスター色にしたのはやりすぎかな(笑)

 まあ、何はともあれ完成してよかったよかった。
 これで一応、アメリカにいたって記念にはなりました〜。

(4/3/01)




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 ★ バカンス♪ 

 バカンス、というにはちょっと短かったのですが、三泊四日でバハマに行って来ました。
 数年前にも一度グランド・バハマには行ったことがあるんですけど、今回はナッソー・バハマ。要するに島が違うのですが、海はナッソーの方が綺麗でしたね。
 風がめちゃめちゃ爽やかで、まだプールで泳ぐにはちょっと早いかな、という感じでしたけれど、遠浅な海は結構暖かかったです。
 すごく透明度の高い海で、絵に描いたような珊瑚礁〜っという感じでした。岸近くにもちゃんと、いかにもな熱帯魚もいましたよ。──といっても、ほとんどビーチでごろ寝ばっかりしてたんですが(笑)

 あっ、でもでもパラセーリングは体験してきたんだったわ!
 今回はワシントン在住の友人一家と現地で合流して一緒に遊んでたんですが、そこんちのお嬢ちゃんがパパと一緒にパラセーリングをしたいと言い出しまして。ナイスなチャレンジ精神だぜお嬢ちゃん!と、大庭もノリでやってみることにしたのでした〜。
(大庭ダンナはそういうのやりたがらないのだ。今回も「やっぱり女性陣の方が度胸あるもんなんだな」などと言いつつ、カメラマンに徹しておりました/笑)
 上から見ると、すごく広い範囲まで浅くて透明でほんとにエメラルドグリーンで、その外海はとっても深いブルーで、ほんとにめちゃくちゃ綺麗でした。でも、上空は風が強くて寒かったです(笑)

 いや〜〜、いい休暇でした。ほんとにあんなにのんびりしたのは何年ぶりかしら。
 いつも旅行といえば朝も早よから起き出して、くたくたになるまであちこち見て回るっていうパターンが多いので、今回は実にゆっくりできたという感があります。
 やっぱりヤシの木というのは人間をナマケモノにする力があるのですね〜。…って、実はうちのアパートにもばしばし生えてるんだけど(爆)
 あ、だから大庭は近年なんだかナマケモノなのか。なるほど!(なるほどじゃない)

(4/11/01)




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 ★ これを食べなきゃv 

 バハマ第2弾食べ物編でーす(笑)

 今回の旅行で大庭がとっても楽しみにしていたものの一つに「コンク」があります。
 カリブ海のあの辺でしか採れない(らしい)、優に20〜30cmはありそうなでっかいピンクの巻き貝なんですが、これがうまい!
 コンクチャウダーとかコンクフリッターなどの調理法もあるんですが、やっぱり生で食べるのが一番おいしいの。歯ごたえも適度にあって、ほの甘いようなうまみがあって、大庭はあらゆる貝の中でコンクが一番好きかも知れないです。(あっでもあわびは捨てがたいかもっ。じゃ、二番目/笑)

 フロリダあたりのお寿司屋さんで、寿司ネタとか酢の物とかで和風に食べるのが一番おいしいんじゃないかとも思いますが、現地では生のコンクはコンクサラダにするのが一般的みたいですね。
 トマト・タマネギ・青ペッパーなどを細かく刻み、そこにざく切りにしたコンクの身を混ぜ込んで、塩とやっぱりバハマあたりでとれるめちゃめちゃ酸っぱいオレンジの果汁をたっぷりかけて食べるのです。このオレンジがまた、レモンより余程酸っぱいんですが、このサラダにはすごくよく合うんですよ〜〜〜。ひりっと辛いペッパーもアクセントになって、いかにも暑い所で元気になれる食べ物って感じなのです。
 名物料理として、たいがいのレストランでは前菜メニューに載ってますが、屋台で貝の身を引っ張り出すところからの実演を見ながら食べるのも楽しいです。実際大庭は、最初にグランド・バハマへ行った時に、ホテルで催行していた市内観光ツアーの途上に立ち寄った屋台で初めて食べたのです。あれはうまかった。そしてしっかりハマったですよ。
 もっとも日本のガイドブックなんかには、「屋台のもんには手を出すな」と書いてあるらしいですが(^^;)。さすがに大庭夫婦も食べる時には「だいじょぶかな?」と恐る恐るでしたけど、一応大手ホテルのツアーでもあったし、衛生指導もちゃんとしてる屋台に連れてってくれたのかしら…? とにかく夫婦とも全然大丈夫でした(笑)。
 そこの屋台では、サラダを食べた人には貝殻無料プレゼントとかもしてくれまして。ずっしり重たかったんですけどしっかり持って帰りましたわ♪ いかにも南の海の貝!という美しい色とフォルムで、立派に記念の置物になってます。

 で、このコンク貝からごく稀にできるという濃いピンクの真珠が、めちゃめちゃ綺麗で高いらしいんですが。
 見るだけ見てみたいなあ〜と思ったんですけど、観光の途中にふらふら立ち寄ったような宝石店には置いてなかったですね。残念(笑)。

(4/12/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 強烈〜〜〜っ 

 ああああ、ついに出会ってしまった(;;)
 2/19の雑記で「出会いたくないのう〜」と言っていた、はねられたてのスカンクの死体の側を、車で通過してしまったのですわ〜〜。

 いやはや強烈。もんのすごいニオイでしたー(T△T)
 あれは「鼻が曲がる」なんてものじゃないです。ほんとに体中がその臭気を拒否するというか、胸のあたりがきゅ〜っと引き絞られて息ができなくなる感じ。「異臭」としか表現しようのない臭いでした。
 別に、踏んだりしてないんですよ。ただ脇を通過しただけ。なのに、その辺に飛散していたニオイの元の微粒子が車内に一気に入ってきたって感じで、窓を開けて新鮮な空気を入れても、いつまでたっても臭い臭い。10分くらい窓を開けっ放しで走って、ようやく薄れたという感じでした。

 いや〜それにしても苦しかった。ひどい目にあいました。
 まあ、しばらく車体の右側がなんとなくスカンク臭かったという程度で済んでますので、まだましなのかも知れませんけれども。
 あんなもの実際にひっかけられちゃったらたまんないでしょうねー! 催涙弾並なんじゃないかしら(って、どっちも経験ないけど)。少なくとも、その時着てた服は即焼却処分でしょう〜。

 ともあれ、スカンクらしき模様を見かけたら、即刻車のベンチレーターを閉めるべし、という教訓を得ましたです…(涙)

(4/18/01)




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 ★ シンコ・デ・マヨ  

 いきなりなんだなんだとお思いでしょうが(^^;)
 スペイン語で「5月5日」のこと(cinco=5、Mayo=5月)だそうで。なんでもメキシコの祝日なんだそうであります。大庭も詳しくは知らないんですが、どうやら「対仏戦勝記念日」だとかなんだとか。でもってお祭り騒ぎをする日ということになっているらしいのですね。
 なるほどなぁ、各国それぞれ、いろんなお祭り(というかお祝いか?)の日があるもんだわ。

 まあアメリカ人にはまーったく関係ないことですし、テネシーにいた頃にはそんなもん耳にしたことすらなかったのですが、さすがテキサス南部というのはほとんどメキシコ文化圏(いやほんとにそう感じるですよ、時々…)。
 この時期、酒屋の張り紙だのメキシカンレストランのTVCMだのでちょくちょく目にする&耳にするのでありました。

 …でもね、これを聞いてついつい「慎吾ママ」を連想しちゃう日本人て、多分大庭だけじゃあないと思うの…。

(5/1/01)




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 ★ ザリガニ・パーティ! 

 先週末、ザリガニ・パーティなるものに招かれて行ってきました。
 アパートのプールサイドを借り切って、その場でザリガニをゆでて食べるというもので、調理するところから見られるめったにない機会だからと、喜々として出かけてきました。
 子供たちはプールに入って勝手に延々と遊びまくり、大人たちはプールサイドでビールなどを片手にひたすらくっちゃべってはザリガニがゆであがるのを待つのですが。──この調理法というのがまたワイルドというかアバウトというか、うおお〜、男の料理だあ!という感じで、大変興味深かったです。

 まずびっくりしたのが、ザリガニの量ですね。袋に「40」と書いてあったから、多分40ポンド(約18キロ)のザリガニが、どどーんと2袋。しかも一匹一匹が巨大なんですよぅ、ハサミまで入れれば18〜20センチは優にあるの。大庭もちっちゃい頃には田んぼでザリガニ捕ったこともありますが、あんなにでかいのにお目にかかったことはありませんです。めちゃめちゃ立派で驚きました。
 まずはこれを1袋ずつ、巨大なクーラーボックスの中にあけてですね、ホースで水を流し入れ続けながら、塩をどっかどかふりかけるのです。
「それはもう味付けをしているのか」と聞いたら、綺麗にするためなのだそうで。塩でぬめりを取るんでしょうね〜。それにしたって、700グラム見当のパッケージが2本も3本もどんどん空になっていくのはある意味壮観。
 一方で、小学校の給食室にでもありそうな大鍋(なんで個人でそんなもん持ってるんだ…)に、ホースで水を満たしてどっかりと火にかけ、その中へタマネギとニンニクをどかどか放り込む。でもって、塩とチリペッパー等々の入ったスパイスの大瓶(それこそ1キロくらい入っていそう)から、どさどさーっと半分くらい加えて、真っ赤になったスープをぐらぐらと煮立てるわけです。そこへ皮付きじゃがいもと冷凍コーンをごろごろ放り込み、煮立ったところへザリガニを一気に加える。これだけ。
 茹で上がったものを引き上げて、更にスパイスをたーっぷりとふりかけてできあがり。で、缶ビールか何かの段ボール箱を銘々が一つずつ持って、いももコーンもタマネギもごっちゃになった状態で、山盛りのザリガニをがっさりと入れてもらうの。この辺がすごくワイルド。
 それをそのまま手で頭をむしって殻を剥き、身を押し出して背わただけ除いて、小エビのような状態にして食べるわけです。

 これが結構うまい! ひりひりと辛いんだけど、うまい!!
 味も食感も、まさにミニミニロブスターって感じですね。エビよりも臭みがなくて、旨味はぎゅーっと濃縮されて深い感じ。ちまちまと一つずつ剥く感じや、ハサミのとこをちゅうちゅうと吸うところなんかは、なんとなーくシャコを連想させるものもありました。
 なんにしてもおいしかったなあ〜。養殖ものなのか、はたまたスパイスのおかげなのか、全然泥臭くはなかったです。
 せっせせっせと剥いては口に放り込み、ひりつく舌をビールで洗う。たまりませんわ♪
 ただ、夢中で殻を剥いてると、どうしても指が殻のかけらやトゲトゲでもって傷つくんですよね〜。そこへスパイスがしみるのなんの!(>△<)
 細かいキズがいっぱいできたところへ、塩とトンガラシを擦り込んでいるようなもんですから、こりゃたまらん。でもうまいので止まらない。ひーひー言いながらも、食い気に負けてどんどこザリガニを剥き続ける大庭だったのでありました(笑)

 いやはや、なかなか貴重な体験でありました。とっても面白かったです。
 いかにもメキシコ湾岸の夏!って感じでしたね。大庭は、この夏中にもう一度くらいザリガニ食べたいなと思いました〜♪

(5/18/01)




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 ★ やっぱりすごいや 

 Memorial Day Weekendの連休に、ちょいと車をぶっとばしてニューオーリンズまで行って参りました。
 ここからだとおおむね東京〜大阪間くらいかな、片道約6時間のドライブでした。とにかくケイジャン&クレオール料理を食べ、ついでにジャズを聞く(ついでかい)というのが今回の目的。
 ニューオーリンズ自体は、これで3回目くらいだったかしら。ニューオーリンズと言えばジャズだろう!という向きも多いかと思いますが、大庭んちは基本的には食い倒れなのでジャズは二の次。これまでもとりたてて聞きに行ったりはしてなかったのでした。
 ──だったのですが。

 今回初めて、「プリザーベーションホール」というところで本気でジャズを聞いたのですけれど、なんだか認識をあらためなきゃならんなあ〜という思いでありました。
 実は大庭は、「ジャズ」っていうとなんだか小難しい「通」の世界みたいな印象があって、よくわかんないからいいやとずっと思っていたのです。TVやラジオなんかで聞いても「ふ〜ん」くらいにしか思わなかったし、正直言って結構どうでもいいジャンルとしか感じてませんでした。
 そんな大庭でも、今回はちょっとやられたなあ〜。
 プリザーベーションホールってのは、「ホール」とは名ばかりのただの小汚いおんぼろの空き家みたいなところで、空調もトイレもなーんにもないせっまい空間に客を詰め込んでジャズを聞かせるという場所なのですね。置いてあったピアノなんか、ほんとに音出るんかと疑いたくなるようなボロッボロの代物で、マンガみたいにいきなりぺっしゃんと潰れるんじゃなかろうかと思うくらい。そんな中で結構なじーさん達が演奏するわけですが、これがめちゃめちゃ熱かった!
 いわゆる「ディキシーランド・ジャズ」っていうご陽気な音楽なのですが、えも言われぬエネルギーがあるんですわ、これが。いやー、聞きに行ってみてよかったです。
 やっぱり何事であれ、生の本物に触れるっていうことは、体験できるようなら体験してみるべきだなあと思いましたわ。食わず嫌いで知らずにいることって、まだまだ他にも多いんだろうなあ。ちょっと反省(笑)

 小洒落た「高尚」なジャズは今でもちょっとダメかもですが、ああいうのならまた聞きに行ってみたいもんだなあ〜と、しみじみ思った今回の小旅行だったのでした。

(5/29/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 鉱物標本 

 この前初めて、ヒューストンの自然科学博物館にも結構立派な鉱物展示室があったということに気づきました。何度も行ってたのに、うかつー!

 大庭は鉱物標本を見るのって結構好きです。なんでこんなのが自然に出るんだっていうようなケバい色の結晶やら、そのままオブジェにして飾っておきたいなあというような繊細な結晶やらを見るのって、結構侮れない楽しさだったりします。
 …でもやっぱり貴石・宝石の結晶が一番好きなんだけどね(笑)
 宝石店の店頭でジュエリーになっちゃっているものを鑑賞するのもキライじゃない(というよりむしろ好き。…店員さんが喜々として寄って来さえしなければ^^;)のですが、原石ってそれとは別種の楽しみがあるように感じます。
 だって地中にあんなキラキラなものが埋まってるのよ? なんだかロマンだわ〜♪ うっとりうっとり。

 で、おバカな大庭は、やっぱり緑の石と氷青色の石の前で一番長いこと立ち止まって惚れ惚れしてたりするのでした。
 今回特に嬉しかったのは、すごく綺麗な若葉色のエメラルドがあったこと。エメラルドっていうと、深くて濃い緑のものばかりというイメージがあったのですが、今回見たのはすっきり澄んで柔らかい色合いで、なんだかとっても生き生きとした新緑を思わせる結晶だったのでした。
 うおー、こんな色のもあるんだあと、とっても嬉しくなっちゃいました。これで堂々アンジェの瞳を「エメラルド」って言い切れるわ!(笑)
 うううむ、あれものすごく欲しかったなあ〜。形もちょっと洒落てたし、机の上に飾りたかった…。

 もひとつ欲しかったのがブルートパーズ。あははは、お約束ですねえ。
 大庭は、研磨した石ならともかく原石では、アクアマリンよりブルートパーズの方が「氷」を思わせる結晶が多いように思っていたりします。アクアマリンの方が色合いが柔らかい印象があって、あちらは大庭にとってはいかにも「水」なイメージなのですね。
 やはり「アイスブルー」と呼ぶのなら、透明感のある薄い色合いのブルートパーズがシャープでよろしいです。おほほ。
(氷の色のブルーダイヤはまだ見たことがないので…。まるきり映画『タイタニック』の首飾りみたいな濃い青の「ホープダイヤ」はスミソニアンで見ましたが)
 大庭は単に「見るのが好き」なだけで、組成や硬度等々についての知識はまっったくございませんのですが、単に見た感じでもって、ブルートパーズ冷たくて硬質な色でよいわぁと思っているのでした。

 …そんなわけで、「そろそろ腹減ったな〜、早く出て昼飯食いに行きたいな〜」というオーラを出しまくっているダンナを後目に、どことなく氷壁イメージなブルートパーズの標本の前にべったり貼りついて、『氷詰めの囚われオスカーさま』の妄想にどっぷりと浸っていた大庭だったのでありました。
 おほほほ、ごめんねダンナ〜。

(6/5/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 電話…………。 

 電話が嫌い。めちゃくちゃ嫌い。ほんっっっっとうに嫌いなんだあ〜〜〜〜〜〜!

 …と、つい叫んでしまったのは、何のことはない、要するに今日ケーブルTV会社に英語で電話をかけねばらならかったというだけのことなのですが。
 くすんくすん、本当にイヤなんですよう〜、英語の電話〜〜。
 面と向かってだってろくに通じないというのに、電話じゃ身振り手振りも使えない、向こうの言ってることもなんだかくぐもって聞き取れない、そのうち相手もだんだんイラだって来て「なんだこの英語も喋れないアホは」みたいな調子になってくるのがありありと分かるようになる──等々、実際かける前にいろいろ考えちゃって、気が重〜くなっちゃうのですわ。それこそ胃がでんぐり返るくらいイヤ〜な気分になっちゃうのです。
 向こうからかかってきた売り込み勧誘その他のどーでもいい電話は、「興味ない」つって一方的に切れば済むのでまだしもなんですが、こっちからかけなきゃならない事態が起こっちゃうと、もうそれだけでどんより。できればダンナにやってもらいたい…と密かに思うのですが、でもでもダンナには仕事もあるし、そうもいかないのですよね。滞米も長いんだからそのくらい自分でやってくれって言われちゃうし。
 いや、そりゃ確かにできますよ、できるんですけど…気が重いことに変わりはないんだよう〜。
 いつまで経ってもこれだけはどうしても慣れられないの。更には、頑張ったからって今さら褒めてもらえるわけでもないというのがまた空しい。ひゅるる…。

 まあでも、かけなきゃケーブルTV止められちゃうかもという事情もあって(こちらから郵送した小切手が着かなかったようで再請求が来た→再度小切手を切って送った→またしても着いてないらしく、電話してカードで払わないと止めるぞという最後通牒が来た)、泣く泣く電話したわけですが。
 結論から言うと、ケーブルTV会社が最後通牒を発送した後にうちから2度目に送った小切手がようやく到着したようで、今は何の問題もありませんよと言われたのですが。(顧客サービス係のお姉さんも、珍しく発音の明確な、親切丁寧な人だった…ほっ)
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜、要するに、郵便局が何もかも悪いんじゃないかーーーーっっ!
 この私を、英語の電話をかけさせられる羽目にまで追い込みやがって…恨むぞよ。(大袈裟)

(6/19/01)





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