Life Goes On

 
 ★ 何を見ても… 

 個人的に、今回の旅行のひそかな目玉はやはり「草原」の一語につきます(笑)
 比較的田舎や大自然の旅行を好む大庭夫婦も、ひろ〜い野っ原以外になんにもない地域にわざわざ飛行機乗って行くというのはさすがにためらわれますので、アメリカ北部中央のいわゆる大平原地帯に足を踏み入れる機会はちょっとなさそう。
 だから今回はイメージの断片だけでも拾ってくる貴重なチャンス!と、一人で密かにぼーぼー野望を燃やしていたのでした。

 比較的秋の早い地域だっただけに、一面の緑という光景は見られませんでしたが、やっぱりテキサスあたりで「草原ってこんな感じかな〜」と思いながら見る牧草地とは、ちょっと違う雰囲気でしたね。
 当たり前といえば当たり前なんでしょうが、やはりよりワイルドで荒削りな趣があって、人の手が入ってないことの美しさってものがありましたです。
 草原の星ってのも、きっと常に緑に溢れているというわけではないのだわ。夏こそそういう青々とした大地であっても、秋には草の穂が金銀にたなびき、冬は一面白茶けた枯れ野に変わり、そうして春にはまた一斉に芽吹いたやわらかい若草色の間に野の花がいっぱいに咲き乱れて、生命の息吹に満ちるのよ〜〜。
 だってね、そういう厳しい自然の方がオスカー様には似合うと思うんだもん。夏の強烈な日射しと草いきれにも、冬の枯れ野の空っ風にも、激しく厳しく研磨されて育った人だと思いたいのよ私は!(大庭の主張/笑)
 そんなわけで大庭のイメージする彼は決して「町の子」ではありませんです。十代の初めくらいまでは草原の自然の中でおおらかに育ち、それから士官学校だか幼年学校だかに進んだあとに、都会の水にも急速に馴染んで今の彼ができあがったんだと思いたい。
 ああ、そういやトロワで狼との出会いなんて語って下さったっけ〜。ん〜〜〜、今回コヨーテとの出会いはあったんだけどな〜〜〜〜(^^;)。ま、似たようなもんか!(違う)
 ……とかなんとか考えて、ワイオミングの空の下、すっかり浸っていた大庭であったのでした。

 まあ草原で浸るのは当然ですが(…そうか?)、何を見てもオスカー様に結びつけることにかけては尋常ではない大庭は、びっくりするくらい透き通った水色に澄んだ熱泉を見ては「ああ〜冷たい泉みたいな色なのに、これって触れるとヤケドするくらいに熱いのね〜〜v」と浸り、全てを焼き尽くした山火事の跡に広がる新たな緑を見ては「きゃ〜やっぱり『破壊と再生』の象徴なのだわ〜〜〜vv」と浸り、旅行中にもすっかりお馬鹿っぷりをこっそり発揮していたのでありました(わはははは)。

 いや〜、ほんとにいい旅行だった。やはりどうせだったら、これを創作に反映させてやりたいものです。
 がんばろっと(笑)

(8/29/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ やっぱりイモか! 

 今回の旅行ではほとんど国立公園の中でばかり動いていたのですが、一日だけワイオミングから脱出して、お隣のアイダホ州の方へ車を走らせたりもいたしました。

 険しい山をひとつ越えるとそこはアイダホ。山裾あたりはワイオミング側と同様に牛やら馬やらの姿が目立ちましたが、ほんのちょっと西へ走っただけで、あっという間に見渡す限りの農地が広がる光景を見ることになりました。
 多分小麦だと思うのですが、ちょうど収穫期に当たっていたようで、それこそ地平線の彼方まで広がる波打つ金色のじゅうたん……と思いきや、なんだかすごく鮮やかな緑がところどころに貼りついてるわね…。半々とまでは行かないけれど、結構緑のとこも多いじゃないの。これはやはり金と緑のパッチワークと言った方が正しいかも。待てよ、これってこれって………かの世界的に有名なアイダホポテトかーーーー?
 そう思ってじっくり車の窓から観察すると、あの葉っぱは明らかにイモ!(大庭は中学時代にガッコの授業でなぜかイモや豆などを作ったことがあるので、見覚えがあるのだ〜)
 そして畑の傍の道ばたに現れる、種イモ会社のちょっと大時代な看板!!
 わあ〜、やっぱりイモだあ〜〜〜〜〜〜♪ アイダホはやっぱりイモなんだあ〜〜♪♪ と、なんだか妙に嬉しくなってしまいました。

 アイダホへと出た目的の怪しいクマ牧場の方は、やっぱり妙に怪しい、いかにもアメリカの田舎のしょぼいしょぼ〜い観光スポットだったのですが(そういうのも割と嫌いじゃないし、だからこそ行ったんですけど/笑)、途中のあのジャガイモ&小麦畑の雄壮とも呼べるであろう広大な広がりの方に、すっかり満足して帰ってきた大庭夫婦であったのでした。
 あははは、相変わらずヘンな観光ばっかりしてるなあ〜!

(8/30/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 高原の味 

 えーっと、今回の旅行に限らず長期の旅行では、いかに「アメリカの大味かつ大量のメシ」というものに耐え抜くかということが結構大きな課題だったりします。
 もっと若かった頃ならいざ知らず、最近はやはり4日も5日も米の飯を食べないでいるのはちょっと辛いものがありますし、何を食べても同じような味&あのボリュームに負けて最後の方はげんなり…ということになってしまうのですね。
 一応大抵の旅行では途中に中華をはさんでせめてもの米食にありつくのですが、今回はずっと国立公園内に宿泊しておりましたので、多分その手も使えないだろうと事前に予測を立てていたわけであります。
 で、家からわざわざごんぶとだの棒ラーメンだのレトルト五目飯だのを持って行き、それに現地で調達したチリビーンズやガンボスープといった缶詰を加えて、7泊のうち6食までは部屋で夕食をとったのでありました。(調理は小さい携帯コンロとコッヘルでまかないました〜。)
 大庭家は結構そういうの好きなのですよ。レストランではいくら残す努力をしたところで、どうしても腹9分目を越えちゃうくらいまで詰め込んでしまって敗退(それでも半分は残してるのに、残してるのに〜〜〜;;)、ということになりがちですし、適当にスーパーのデリなどで調達してきた食料を部屋で食するというのが経済的にも体力的にもまた精神的にもぐっとよいもので。

 そんなわけで今回の旅行では、特に「これはここの名物だわ!」と言えるような食事は全然していないのですね。まあ一度だけホテルのレストランで夕食を取った時に食べたマス料理が、これは現地でとれた食材なのかな〜っというような気もしましたが、でも味付けとかはいかにもフツーだったしなあ〜。
 アイダホが近いからと言って、ポテトがびっくりするくらいおいしかったということもなかったですし、食の面では非常に地味〜な旅行でございました(笑)

 しかし!
「おやつ」的なものに限って言えば、とってもとってもヒットだったものがありましたのです。
 それは何かと言いますと、高原の味ハックルベリー♪
 ハックルベリーっていうのは、野生のクマも大の好物というおいしいおいしいベリーでありまして、人間の方の収穫量が規制されてるくらいなんだそうです。(他の国立公園の資料で、「一人一日1ガロン(約4リットル)までしか取ってはいけない」とされてました。)
 ブルーベリーよりもちょっと大きいくらいでしょうか、柔らかい風味と香りとすっきりした甘さでいかにも高原の味ー!という感じ。これのジャムとかキャンディとかチョコレートとかがおみやげ用に売られていたのですが、その中でもハックルベリーの果実を更にハックルベリー風味のチョコレートでくるんだお菓子が激ウマ。思わずよそ様へのおみやげ以外に、うち用にもしっかり余計に買い込んでしまったのでしたー。

 いやぁ、一つくらいは「名物」らしいものが食せてよかったです♪(^^)

(8/31/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 竜巻警報 

 そろそろハリケーンの心配をするシーズンとなってきましたが、アパートがある場所がそんなに低地でも海沿いでもない大庭としては、それ以上に恐々としてしまうのはやはり竜巻であります。
 竜巻シーズンともなると、激しい雷雨には大抵トルネード注意報も漏れなくついてくるもんだったりいたしますが、これが「警報」になるとちょっと怖い。だいたいの進路と通過までの時間は逐一臨時ニュース等で見られますので、どうやら警報が出たようだとなったらテレビをつけっぱなしにして「頼むー!うちの方へは進んでくるなー!!」と祈りつつ見ております。
 でもって、ゆうべはちょうどその進路がうちの地域めざしてまっしぐらに進んできていたのですわ! 思わず避難袋にパスポートなどの貴重品を入れ、「いざとなったら毛布抱えて一階の靴入れの中に避難だな!」と緊張が走りましたです。
 なるべく建物の中心に近く、一番低い所(できれば地下)で柱やパイプに守られた狭い所へ避難するべし、と言われていても、なにせうちは二階の部屋。逃げ込むとこといったら一階玄関脇の小さなクローゼットくらいなのですわ。
 なんだか七匹の子ヤギ状態ですが、実際竜巻のタッチダウンがあると屋根どころか建物全体がバキバキ引き裂かれることだって珍しくはないらしいので、結構本気で怖いです。
 幸い今回の奴は途中で進路を変え、うちより少し東へ進んでから北上してくれたので一安心でしたが。
(そして特に大きな被害をもたらすようなタッチダウンもなかったみたい。よかったよかった。)

 実際、友達が住んでいたアパートで目と鼻の先の建物の屋根がふっとんだという話とか、ダンナの会社の従業員が住んでたトレーラーハウスが巻き込まれてバラバラになり、赤ちゃんが近くの木にひっかかって奇跡的に助かったとか、そういうのを聞いておりますのでね〜〜。やっぱり怖いですよ、トルネード。
 いやはや、なんにせよこの辺は天気もワイルドですわ!

(9/1/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 誕生石 

 10月生まれの大庭の誕生石はオパールです。
 昔はほんっとにこれがつまんなくて。初めて「誕生石」なるものを知った小学生の頃など、9月生まれの人や5月生まれの人がどんなにうらやましかったことでしょう。2月や7月の人もうらやましかったし、1月の人も結構…と言えば、透明度が高くて色がはっきりしている石(特に寒色系)が好きだったのねということがおわかり頂けるのではないでしょうか。(ダイヤモンドは色がついてないのであまり興味がなかったらしい/笑)
 いえ、それはオパールだってとっても近くで見ればキラキラいろんな色が混じって虹色に輝いて、それなりに綺麗な石だというのは当時から知ってはいたのですが。
 他の石は長いこと写真でしか見たことがなかったのですが、母の婚約指輪というのがオパールだったので(…あの人6月生まれなのになぜだ…)、それは間近で見ることができたのです。で、それなりに面白い石ではあるけれど、でもちょっと離れて見たらなんかただの白っぽい地味〜な石にしか見えないという評価を、ずうずうしくも下していたのでした。
 その後「ピンクトルマリンも10月の石」ということになったらしく、可愛らしいそのピンク色に大層喜んだのですが、でもやはり若いうちしかあのピンクは似合わないかも…(^^;)。
 で、そろそろ年相応にオパールかしら、それもいいかもなどと思うようにはなっていた近頃だったのです。
(最近になって、「オパール綺麗じゃないですか、アンジェの極光石みたいv」と言われて嬉しかったことも影響しているのは否定できない…というより、実はそれが主だったりするのはきっと皆様にはバレバレ/爆)

 オパールにも色々あって、乳白色を基調としたものばかりではなく青や緑系のものもある、と知った大庭は、「それならそういうのがいい!」と思って宝飾店で熱心に探すようになったのですが。
 でもそういうのってなかなか見ない上、たまにあっても「う…オバさんぽい…」と思うデザインのものが多くって。(いやそれはアメリカで探しているせいかも知れませんが〜〜〜。)
 色が綺麗で大きさも値段も手頃、デザインもよしというものにはなかなか出会えないなぁと思っていたのでした。

 …それが、なんと意外にも先日の旅行で、ごく普通の土産物店のショーケース内で出会っちゃったのですわ。しかも大量に!
 その名も「アイダホ・オパール」と言って、イエローストーン国立公園にほど近い地域で産出されるものなんだとか。世界のオパールのほとんどはオーストラリアか、あとメキシコとかから出るらしいのですが(宝石としての、という意味ね)、なーんとアイダホからもすごく綺麗な青緑系のものが出るのだそうであります。
 ま、確かにあの辺は間欠泉があるくらいですから火山活動も活発なところで、オパールが出たって何の不思議もないのですが、それでも「アイダホと宝石」という取り合わせの意外さに(失礼)、ちょっとびっくりしちゃったのでした。イモだけではなかったのね(笑)。
 お値段も非常に手頃だし、デザインも普段使いにちょうどいいくらいのごくカジュアルなものだし、わ〜い記念のお土産だ〜い♪と、喜んで購入いたしましたともv ピアスと小さなペンダントとをお揃いで。

 …そして。
 ふっふっふ、上で「青緑系」と言った時点で大半の方はピンと来られたのではないかと拝察いたしますが、そりゃもう熱心に吟味して選びましたですよ。ええ──「オスアンイメージ」な色の石を!
 店員さんもダンナも半分あきれるほどの時間をかけて大庭が選び出したのは、やや淡いブルーを基調とした中にグリーンの光が輝き、その間にちらちらと微かに赤い色が混じるというもの。うほほほほ!(喜)
 自然光の下ではより青く、人工光の下ではより緑に近く見えるようなところもナイスv しかも人工光だと、ちょっぴり金色も混じっているように見えないでもないvv(バカ……)
 うふふふ、もう宝物〜♪ ここまでオスアンな石もそうはないぞーっと勝手に決め込んで、すっかりご満悦な大庭であったのでした〜〜〜(この際一般的な価値なんかはどーでもいい/爆)

 これで指輪もあったら言うことなかったんだけど。(贅沢言うな)
 でもオパールって確か水や熱に弱いし、はめたまんまでうかうか手を洗って熱風乾燥なんぞしてしまいそうなソコツ者には、なくってちょうどよかったのかも知れませ〜ん。わはは。

(9/4/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ ケーブルTV騒動 

 うちのケーブルTVって、実はずっとケーブルのくせに画質があんまりよくないなあ〜とは思っていたのですが。
 去る7月末、急に「いよいよ見られたものじゃない!」という状態まで落ちまして、ほとんど砂の嵐状態に。こりゃいかんとケーブル会社へ連絡を取り、メンテナンスの人間を呼んだのです。

「あー、こりゃ建物の外のケーブルが悪いんだね〜、今日のところは何もできないから、会社へ連絡をとってまた明日か明後日に直しにくるよ」

 …この台詞。これを最初に聞いた時は、ああそんなもんかと思いましたよ、私も。
 ところがどっこい、待てど暮らせど直しになんか来やしない。しょうがないからまた電話だ。
「外のケーブルの問題だそうだけど、いつになったら来てくれるわけ?」と問い合わせ、とにかくメンテナンスを派遣しますという返事を得て、再度待つこと数日。
 ようやく来てくれた二人目も、ちょろちょろっと外回りをチェックに行ってきたかと思うと、上の台詞と全くおんなじことを言いくさる…っ。
 それもうこないだも聞いた!と思いつつ、とにかくちゃんと手配して今度こそ直してくれよ、と念押し。
「オーケーオーケー」と超気軽に答えて帰ってゆくおっちゃんの背中を、そこはかとなく不安を感じつつ見送ったのでした。
 ──そして案の定。
「いくら待っても来ないじゃないのさーっ! もう2度目だよ、なんとかしてよ!!」と、また電話するはめに。

 三人目が来る前に、とりあえずアパートの管理事務所にSOS。「どうにもこうにも、ちゃんと対応してもらえないのよ〜、ちょっと助けて〜〜」と相談したら、「では次にメンテナンスの人間が来る日に、その旨話しておきましょう」と言ってもらえまして。
 この時は、たまたま出かけている間に直しに来てくれたのかな。ともあれ一旦は比較的綺麗な画像が戻ったのでした。
 これで一安心と思いきや、なんと4日後にまた同じ砂の嵐復活………(絶句)。
 …また電話だ…。

 さて、四人目がやってきて、またまた事情を一から説明し直し。えーかげんにせーよ。
「それじゃあ外をチェックしてくるから〜」と去って行った今度の奴は、こともあろうにそのまま戻っても来ないっっっ(怒)
 ちょっと待てーっ、「すぐ戻ります」と言って出てったんなら、戻ってきて事情説明くらいしたらどうだーっ!!!
 いい加減にしろ、いつになったら直すんだと、またまた電話〜〜〜。
 既にこの時点で5週以上経過しており、ほとんど砂嵐の向こうに画像がなんとなく見えるかどうかという状態にずっと甘んじていたというのに、支払い請求だけはきっちり来るというのは納得いかーん!
 でもまあオペレーターに怒りをぶつけたところで直るわけでもなし、とにかくメンテナンスの派遣を待つしかない…。

 そして、五人目が来る筈の日。
 当日は出かける予定があったので、アパートのオフィスに、留守中でも入って直してくれという許可の文書を提出(それを出しておけば、通常ちゃんと事務所の人にカギをあけてもらい、修理でも何でもやってくれる)。そしてドアにもその旨明記したメモを貼り、「すぐ近所の○○号室にいるから、終わったら説明に来い」とも書き添えて行ったのですが。
 〜〜〜〜やっぱり来ない。直ってもいない。オフィスに聞いたら、誰も「カギを開けてくれ」と言いに来てもいない。

 ………ゆるしません…っ!

 こうなりゃアパートのマネージャーに直談判だ。こんな会社を使ってるアンタらにも責任はあるぞ!と、気合いを入れて英作文しましたですよ。(長いだけは長くいるので、アメリカ人に何か要求したい時は印刷された文書を添えるのが結構有効だという知恵はついた。)
 事情を全て説明し、「このような状態にはこれ以上耐えられません。可能ならばケーブル会社を変えたい。それができないというのであれば、彼らに対し修理を完遂するよう働きかけを行って欲しい。私にはあなた方の助力が必要です」等々、がっちり訴える手紙を書いたです。
 きっちりワープロ打ちしてプリントアウトしたものに署名を施し、いざ出陣っ…と、意気込んでオフィスに行ったらば。
 おおっ、ケーブルTV会社の奴が来てんじゃないのさ。なんてナイスなタイミング。ちょうどいいから手紙を見せつつ「もう6週間なのよ、冗談じゃないわ!」とかみついたところ。
 おほほほほほー!! そのおっちゃんがその場で必死に会社と電話交渉してくれまして、その結果、絶対何があっても明朝一番に来て必ず直す!という言質を取ったのですわっ♪

 かくして、ようやくちゃんと事情を理解の上でやってきた六人目氏の6時間以上にわたる必死の作業の末、建物中に張り巡らされたケーブル全てが新しいものと取り替えられた結果、すっかり綺麗になった完全なる画像をついに手中にするに至ったのでした!
(結局、よその部屋の人が自分ちに衛星放送をつける際、ケーブルを傷つけたか何かで信号がぐちゃぐちゃになっていたらしい。総取り替えしたのでもう大丈夫な筈、とのことでした。)

 ああ、長かった(T-T)
 もうこれで完璧に直っていることを祈るのみです〜。

(9/19/01)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 一周年 

 一年です。

 いやあ、一年なんですよねえ〜。
 なんだか感無量。我ながらよくこれだけのハイテンション状態が一年も続いたものよと思います。
 いえ、もちろん、ちょろっとやってやめる気もさらさらありませんでしたが、これだけコンスタントに更新をかけつつ大々的に活動することになるとは、ちょっと思っていなかったのでした。
 どうせ筆も遅いんだし、場末でささやか〜にのんびりやっていければそれでいいわ〜って。
 そんな大庭でも、やはり感想を頂けたりリク権を狙って頂けたりするというのは相当嬉しかったものらしく、遅筆だ寡作だなどとほざきまくりつつも、気づけば作品数も四十タイトルを数えておりました。
 オープン当初は、確か短編十本くらいからのスタートだったのですが。一年でよくこれだけ増えたなあ。よくもそんなにネタがあったもんだと、自分のオスアンへの愛に感心するやら呆れるやら(笑)。

 この一年で、随分お友達も増えました。贈り物をしたりされたりという交流も盛んになって、なんだかとっても楽しいです。
 今現在のこの時点で私が一番やりたいことというのは、オスカーが、アンジェが、オスアンのカップリングが好きな人と一緒に、同じイメージを共有して盛り上がることなのかも知れません。(…そして一番嬉しいのが「かっこいいオスカー様」のイメージにきゃあきゃあ騒ぎまくることであるというのは、もはや既に思いっきり明らか…/笑)
 最近リクエスト企画での創作が多いのも、「リクエスト」の形で投げかけてもらったイメージの断片を自分なりに膨らませて作品にして提示し、それを読んで下さった方から頂いた感想やイメージイラストなどに触発されてまた自分の内部のイメージを膨らませる…といった、一連のキャッチボールというか円陣バレーというか(笑)、そういう活動が今楽しくてならないということが大きいのだと思います。

 一年間に渡る皆様のお引き立てに(あるいはもっと短い方にも)、心から感謝いたします。
 大庭と遊んで下さってどうもありがとう。これからもまた、どうぞ仲良くしてやって下さいねv

(10/2/01)





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