Life Goes On

 
 ★ お花見日和

桜
 ソメイヨシノの満開、初夏を思わせるようなピーカンの快晴、そして週末土曜日と、見事に三拍子揃った今年の大阪。翌日からは下り坂となりそうです、との天気予報が出ていたこともあり、このピンポイントな大幸運日に花見をせずしていつするのだー!と気合充分出かけて参りました。
 行き先は、去年は何も持っていかずに散歩だけして終わった、大阪城公園の西の丸庭園。今年は途中のデパ地下(正確にはデパートは既に撤退して、目下モールに改装中なんだけど)でお花見弁当と日本酒の小瓶を買い込んで、おおむね十時半頃に庭園へと入りました。
 やっぱり誰しも「花見に行くなら今日しかない!」という気分が盛り上がっていたものらしく、そのくらいの時間には既に結構な人出となっておりまして、めぼしい樹の下はおおむね先客でいっぱいでした。でも幸い庭園の一番奥の石段の上にいい場所があったので、そこに陣取り眼下に花を眺めながらのお花見となりました。
 ほんとにすぐ目の前から一面に満開の桜が広がって、これはこれですごい贅沢でしたよ。石段に普通に腰掛けてたので膝も楽だったし、どんどん増えてく人通りによる土ぼこりも気にならないし、いい場所確保できたなーって感じでしたv
 お花見弁当も大変いいお味だったし、お酒もおいしかったし、大満足。今回冷酒用の小さいグラスを家から持って行ってたので、ワンカップとか缶入りとかではなくちゃんとおいしいいいお酒を持ち込めて大正解でしたわ。…やっぱり缶入り日本酒なんて、ちょっと飲みたくないですもんね…(^^;)
 快晴天の元で花を眺めながら飲む「上善如水(ジョウゼンミズノゴトシ・大変香りよく口当たりのよいお酒で大好きv)」は、とってもとってもおいしかったです。幸せーーv(酒が飲める身で良かった…vv)

しだれ桜
しだれ桜も満開!
 庭園内は火気禁止なので、バーベキューの匂いがしなかったのもまた良かったですね(笑)。今や楽しい屋外宴会にはつきものみたいになってますが、個人的には桜の淡さと強い匂いはちょっと合わないと思ってるので、たまには全くそういうのがない場ってのもいいもんでした。(一般人がバーベキューをやっていなくても、屋台がばんばん出てるようなとこでは、はっきり言って春夏秋冬いつでもおんなじ匂いなのですが^^;)
 天気はいいし、集まった大勢の人たちもみんな何だかご機嫌だし、あーこういうのっていいなあ〜v
 本当に、良い春の一日を過ごさせてもらいました。

 ──と、ここまでは何から何までいいことずくめだったのですが。
 帰宅してしばらくした夕刻。ふと私の方を見たダンナが「首の周りがすごいことになってるぞ」と教えてくれて、そこで初めて気づきました。
 がががーん、襟の際のとこが日焼けでまっ赤っかですよ! きゃーっ、うかつーーー!!
 朝出かける前の化粧のとき、春の日とはいえ絶対焼けるよねと用心して、UV対策はちゃんとしてたんです。ええ、顔と首筋だけはしっかりと。…問題は、そのあと「やっぱりもうちょっと薄手の服に変えて行こうっと」と思って、出かける直前に急遽トップだけ変えたことで………。
 はい、やっちゃいました。最初のシャツより襟刳りが大きめのニットに着替えたのに、新たに露出した部分に日焼け止めを塗り直すのを忘れて出かけてしまったのです。その結果はそりゃもうはっきりしたもので、日焼け止めを塗ってあった部分と服で隠れてた部分の間だけ、ぐるっとドーナツ状に赤くなっていたのでした。ああうう、全面真っ赤なのよりよっぽどみっともない感じ。なんかものすごい間抜けですよ、はずかしー。
 いやぁ、日焼け止めってほんっとうに効くんですねえ。はははははー!(ヤケ)
 本当に、後悔先に立たずというのはこのことですわ。それでもとにかく、ヘチマローションをたっぷり含ませたコットンをぺたぺた貼りつけてみたり、ビタミンCの錠剤を飲んだりして、わたわたと事態の収拾に努めましたが、やっぱり翌日(つまり今日)までまだ赤みが残ってヒリヒリしてます。

 これからの季節、お出かけ直前に着替える時は、襟のあき方の違いにもちゃんと注意を払って相応の適切な対処をすべしという教訓を得ましたです。…まったく痛い教訓でしたわ。とほほ…。

(4/10/05)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 愛・地球博

 名古屋というのは微妙に遠いし、そもそも人の多いとこはかったるいし──と、今ひとつ興味のなかった愛知万博だったのですが、この度いきなりドサクサ紛れ的に行って参りました。
 ダンナが仕事で、アメリカ館でのセミナー&レセプションなるものに顔を出さなければならなくなったもので、どうせだったら一緒に行って、ちょろっとマンモスの氷漬けくらいは拝んで来ようかねということになったのであります。
 ともあれ前日夕方「行くことが決まったから」と電話をもらってから、前売り券をゲットすべく近所の金券ショップへ走り、それからわたわたとネットで情報収集。とりあえずマンモスと大地の塔とリニア館くらいは行きたいかな、と当たりをつけておき、あとは何とでもなるだろうと大変おおざっぱ〜な感じで出かけて行ったのでした。

 中途半端に連休前な平日とあって、人出はそんなにはなかったのではないかしらと思いますが、それでも開場時間前からゲート前には結構な人だかりでした。(←それを知ってるつーことは、自分もちゃっかりその中にいたってことですな!)
 でも中へ入ってしまってからはある程度バラけまして、それなりに朝一番てことで人も少なく広々のびのびとした感じでありました(入場時の手荷物チェックが正直ちょっとウザかったですが、まあそれはそれ)。
万華鏡
「大地の塔」天井の万華鏡
 さて、まずは冷凍マンモス本体をささっと見てしまって(それ以外はすっとばした)、大地の塔へ。この塔、でっかいタワー自体が万華鏡になってるというので、確実に太陽が当たってる時に行ってみておきたかったんですよねー。実際、思った以上にキラキラと綺麗だったので大満足でしたわ。
 万華鏡から出て来てみたら、隣の日本館がまだ割と空いてる感じだったので、そのまま行列に並んで「360度全天球型映像システム」というものを体験して来ました。
 いやー、あれはこわいv 足の下がガラス張りになってて、完全に宙に浮いてる感じで大変こわいvv(嬉しそうだな/笑) なんだか思わず手すりをぎゅぎゅっと握りしめてしまう感じでしたよ。一応、高い所が苦手だという人の為に通路中央にはちゃんとガラス張りではない部分も設けてあるのですが、せっかく並んで入ったからにはやはりあれはガラスの上に立つべきでしょう! 上映中の浮遊感はたまらんものがありましたわー♪

 その後は外国パビリオンをいくつかさーっと流し見ながら企業パビリオンのエリアへ移動し、そこそこ興味を引いたシアターもののパビリオンを2つほど見てから昼食。──と、お昼を食べてる間に急に外が暗くなったかと思うと、一気に雨になったのでした。うはーいいタイミングで食堂に入っててラッキー。
 とはいえいつまでも食堂のテーブルを占有してるわけにもいきませんし、一応持っていってた傘を差して、さくさく手近のリニア館へ。雨宿りをかねて行列に並んだところで、今度は雹まで降ってきたではありませんか。ま、まあ、屋根の下へ入れてた分ラッキーと言えばラッキーだったかしら(^^;)
 しかし、「このエリアで落雷の危険があるので、パビリオン内のお客を外へ出さないように」との通達が出たとかで、いきなり全面休止ですよ。そしてそのまま、雨が上がって展示型のパビリオンからはどんどんお客さんが自由に出て来ているにもかかわらず、シアターやラボ型のパビリオンは上の指示が出るまでは〜とか何とか言ってぴくとも動きゃしない。結局、普通の感覚で見たらもう平気じゃん?という状態になってから何十分も経ってから、ようやく「パビリオン内のお客さまを出していいです」とのアナウンスが。うーむなんとも硬直的な…。
 ──まあ当初は個人の持ち込み弁当を「食中毒が〜〜」なんて寝言を抜かしてお禁じあそばしてたようなトコがやってることだから、別に驚きゃしませんが。でもそこまでピリピリ過保護にしなきゃならないのかねえとは思ってしまいましたよ。その辺はちょっとマイナス点だったかな。
 でも超電導の実験は結構面白かったです。(「超電導ラボ」が何度見ても「超電磁ロボ」に見えてしまったというのはともかく^^;)
 そっかー、あれって一旦浮いたら横倒しにしてもそのまんまなんだー。へえー! …でもおねーさん。いい加減行列に疲れてるニッポンの中高年中心なギャラリーに向かって、ちっちゃい子に対するような「知ってましたかー?」的よびかけをしても、ろくな反応が返って来ないのは当たり前です。ノリが悪いって、ほっとけやー。

ガスパビリオン
万博版「オスカーさまの家」?(違)
 午後も半ばに差し掛かるころにはさすがに少々くたびれてきましたが、それでもガス館は見ておかなきゃね。なんつっても「炎のマジックシアター」ですもん♪(動機がそれってどうなの)
 いや、ショウもちゃんとそれなりに面白かったですよ。子供受けはしそうだなーって感じですか。でも一番嬉しかったのは、結構寒くて冷えちゃってた体に、演出の炎の熱が大変あったかく感じられたことかな! やはり人の心身を温めてくれる炎というのはよいものです、うんうんv
 ちなみにそのパビリオンでは「氷に火をつけて燃やす」実験てのもやってました。要はメタンガス入りの氷なんですが、ちゃんと冷たい氷の塊が炎を上げてシュウシュウ燃えるさまというのは、見ていてそれなりに楽しかったですvv(やっぱり何やら脳内フィルターがかかっていた模様/笑)
 えーっと、あと楽しかったのは、押井守監督の「めざめの方舟」とかかな。外国館ではやはりダントツでアメリカ館のが面白かったです。さすが金をかける気があると言うか、シアター型アトラクション慣れしてるというか。演出面でもその他の面でも、いろんな意味でものすごーくアメリカ的でありましたわ。

 途中雷雨のハプニングとかもあったけど、なんだかんだで一日がっちり遊んじゃったなあ(笑)。事前の予約とかをやっておけばもっと楽に見れたかもとは思いますが、行ってそのまま並んだり当日整理券をもらったりという形でも充分楽しんで来れました。(混んでる休日だとちょっと辛いかもです)
 ダンナも結局、4時からちょこっとセミナーに顔を出しただけで、レセプションはほとんど丸々すっ飛ばせたらしく、5時過ぎには早々に解放されて出て来ました。もっと一人でうろうろしなきゃならないかと思ってたので、逆に意外なくらいでしたよ。
 結果的には、費用は実質半分で(ダンナの分の入場券&交通費は会社持ち)、すっかり夫婦でレジャー満喫してきちゃいました。いやーすいませんねーー(^^;)

(4/27/05)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ ツツジ満開

 今年もGWは伊豆でごろごろ。パターンですが、でも5月は本当に伊豆高原が綺麗で爽やかなので、はるばる関西からでも行く甲斐があります。
 普段町なかでは見られないような豊かな新緑と色とりどりのツツジと遅咲きの八重桜とに彩られて、目にもご馳走という感じ。特に今年は小室山というところのツツジがぱんぱんの満開になっていて、大層見ごたえがあったので嬉しかったですv

小室山公園
小室山のツツジ(部分)
 この小室山の公園にはいたるところにこれでもかというくらいにツツジが植えられているのですが、ツツジもこれだけまとまれば数の威力でものすごい迫力です。特に、人の背丈よりも高くなったツツジの中をちょっとだけ頭をかがめながら通る「ツツジのトンネル」というのは、満開の時に行くとやはり圧倒されますね。
(写真の真ん中あたりで、濃いピンクの花がみっしり咲いてじゅうたんのように見えているあたりがそれ。実際にはじゅうたんではなく花の天井状態で、この中を人がちょろちょろうろついてます。)
 ツツジってなんとなく、低めのものを見下ろして楽しむようなイメージがあったのですが、ここへ来て「見上げるのもそれなりに味がある」と思い知りました。
 朝一番の9時ごろには公園入り口まで到着していないと、ものすごい渋滞でえらい目に遭っちゃうのですが、やっぱりこの時期一回はお花見に来てみたい場所ではあるのでした。

(5/4/05)





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