Life Goes On

 
 ★ 収穫収穫♪

茗荷(全体)
ぎっちり(笑)
 朝のうちを除いてほぼ日陰+いつも強風+育てる人間が私…という、ある意味植物にとっては三重苦なうちのベランダ園芸なのですが、それでも強い奴というのはいるもので、なんとか元気に生き延びたサバイバーもいくつかはございます。そして今現在、特にのびのび溌剌と生きているのが、この茗荷なのでした。
 いや〜思いつきでミョウガなんて植えてみたものの、それまでスーパーで3個パックくらいになってるのを買ったことしかなかったし、適当にプランターに植えれば普通にぽちぽちあのミョウガが出てくるんだろうくらいのイメージしかなかったんですよねー。それがこんなにわさわさと、草丈60cm超にもなる代物が生えてくるなんて思ってもみませんでしたよ!
 写真を見ても、いかにもプランター小さすぎ&密集しすぎです(^^;)。いやはや、最初はなんか間違って別の植物が出て来たのかと思いましたわ。なんだなんだと思ってネットで調べてみたら、夏になったら根元あたりから花穂が出てくるとわかったのでひとまず安心したのですが、それにしてもなんだかこれってほとんどトウモロコシのミニチュア版みたいよね…。
 何はともあれ元気そうなのでまあいっかーと納得し、ダンナに「ほんとにミョウガが出てくるんだろうな?」とか言われながらも、せいぜいせっせと水やりをしていたのでありました。
花穂
ちまっと2つ出てます
 ──そして梅雨明けも近づいてきたある日、ふと何気なく根元のあたりに目をやったらば、何やらむくむく顔を出してる花穂があるじゃありませんかv おおおお、これよこれ。これこそ店頭で見慣れたあのミョウガに間違いないわ!
 あっはっは、いや一時はどうなることかと(笑)。すぐさま掘り起こしてみたい気持ちをぐっとこらえ、適当な大きさに育つまでじりじり待ってから収穫して、早速味噌汁に入れたりしめさばに添えたりして頂いてみました。香りも味も実に鮮烈で、大変旨かったです!(大喜び)
 見ていると結構次から次へとにょきにょき出てきているみたいなので、この夏は薬味にはことかかないカンジですよvv やればできるじゃん私ー。
 よーっし、来年は青シソとアスパラに挑戦するぞーっ♪(食べるものばかりだな自分…/笑)

(7/19/05)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ 今年もおいしい夏休み

 例によってお盆休みは伊豆でごろごろして参りました。ええ、緑が多くて静かで涼しいというだけで、今の私たちには天国でございます。その上一応温泉で海のものが旨いとくれば、もう言うことはありませんv
 今年はダンナが忙しくてあまり長い休みが取れなかったのですが、それでも3泊だけしてきました。いつもより短かったので今回は外食はなし。現地で買い込んだ食材で、いろいろ作って楽しんできました♪

 ラストの一泊では東京の両親も合流し、一緒に夕食を取りました。で、母親に「作り方を書いてくれ」と言われましたので、ここでアジのなめろうとトコブシの煮しめの作り方をアップしておきますね。(相変わらず雑記を私物化している…って、元々私の勝手記録なんだからいっかv)

《アジのなめろう》
・中鯵なら2〜3匹、小鯵ならお買得1パック分くらいをせっせと三枚におろして皮をひき、腹骨をそぎとっておく。
・ショウガひとかけ、万能ネギ3〜5本分くらい、大葉6〜7枚くらいをみじん切りにする。(量は好みで)
・アジの身を細かく刻み、上記の薬味を混ぜながらこれでもか!というくらい包丁で叩いて叩いて、粘りが出るまで思いきり叩きまくる。
・味噌少々を味をみながら混ぜ込んで好みの味にととのえ、大葉や大根のツマなどを添えて供する。
 生でそのまま食べれば「なめろう」、ハンバーグ状にまとめて大葉をぺたりと貼付け、フライパンで焼いたら「焼きさんが」。まとめずに炒りつけてそぼろにしたら「炒りさんが」。どれも大変おいしいです。
 元々は千葉の方の漁師料理であるそうな。アジの他、トビウオとかサンマとかイワシとかでもできます。どうせやるなら相当根気よく叩きまくって、充分に粘りを出した方がおいしいv

《トコブシの煮しめ》
・トコブシは塩を振って、まんべんなくよく洗っておく。
・綺麗にしたトコブシを鍋に入れて空蒸しすればあっさり身が離れる…のだそうですが、今回軽く酒蒸ししてみたらその方がおいしくできたような気がするので、その辺はアバウトに適当に(笑)。
・鍋に残った汁をこし紙などで軽くこし、殻から外した身と一緒に別鍋に入れて、酒・みりん・醤油で適当に味つけして煮る。ちょいちょい味見しながら、煮詰まって濃くなりすぎる前に火からおろす。
・身を外した殻は綺麗に洗って拭いておく。煮上がった身を食べやすい大きさに切ってその殻に盛り、供する。
 日経夕刊の食コラムで紹介されていたものですが、手軽な割に大変おいしく見た目もよいので、たくさん作って大皿に盛れば和風オードブルにもってこいかも。一人2〜3個は軽くぺろりと行けますv

 ──と、このようなものを作ったり、新鮮なお刺身もたっぷり食べてきたりで、幸せ〜に太って帰ってきました。…まずいじゃん!(笑)
 でもこれが「休み」の醍醐味というものよね。今回はあまり虫にも刺されず(蚊が5箇所にダニが一箇所くらいのものだった)、買って行った花火もなかなか綺麗で楽しかったし、やっぱりよい夏休みでしたよ。
 ただ、夜明け前に一斉に鳴き出すセミには参りましたが(^^;)。必ず4時40分から一斉に鳴き出すってどうなのよ。一匹カナカナカナッと鳴いたと思ったらあっという間に降るような大合唱となり、そこに目覚めた鳥の鳴き交わす声が加わってえらい騒ぎ。それが6時頃には全部すっかり鎮まっちゃってし〜んとしてるというのがまた不思議だー。昼間は昼間でせっせと鳴いているのに、あの時間はひと休みタイムなのか?(笑)
 まあそんなこんなで自然の中の休暇を満喫して帰ってきたら、自宅から見る都会の夜景もなんだか新鮮でありました。いいリフレッシュになったってことかな。

 順調なら片道6〜7時間くらいのドライブだし、もっと頻繁に行けたらいいんだけど。
 できれば今度は冬とかにも行ってみたいものです。(そして牡丹鍋を食すのだ。ウマ〜〜v)

(8/17/05)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ クローバーその後

 5月の終わりに種から蒔いてみて、芽が出たぞっと喜んでいたクローバーですが、その後順調に本葉も出揃ったところで三缶分まとめて大きな鉢へと移植いたしました。

クローバー強し
こんなに伸びるのか…
 当初「クローバーだけじゃ寂しいかな?」と思って、ミニケイトウの苗を買ってきて一緒に寄せ植えにしたのですが、バランス良かったのは最初のうちだけで、あっという間にクローバーの勢いがケイトウを圧倒し、おーいケイトウはどこなんだーいという状態になってしまったのでした。はっはっは。
 いやあクローバー強い強い。ここまでわさわさ伸びまくるとは、ちょっと予想を超えていましたよ。一応秋咲きのサフランの球根も一緒に植えてはあるのですが、この分ではクローバーの陰に隠れてひっそり終わるんじゃあなかろうかとちょっと心配です(^^;)。
 …まあ園芸初心者はこういうことも、一つ一つそうかなるほどと納得しながら覚えてゆくのでありました。

赤でした
なんとか一つだけ
 ところでこのクローバー、「赤・ピンク・白のうちどれかの種が入ってるよ!」というふれこみの缶入りキットで貰ったもので、咲いてみるまで何色なんだかわからないのですね。で、三缶あったうちの一つは明らかに他の二つよりも小さな種であったので、こりゃ少なくとも二色は確実だねと思っていたのですが──。
 今年はどうやら根を張り葉を茂らせる方向にエネルギーを費やしきったものか、全然花がつかなかったんですよねー。かろうじて8月半ばにぽっちり一つだけ咲いてくれたのが、どうも唯一のものであったようです。
 うーん、赤だったか。一応、赤のクローバーは一番ラッキー度が高いとされており、「情熱・元気・成功等の運を高めてくれます」とかなんとか書いてありましたけど、しかしながら個人的に郷愁をかき立てられるのは白い花の方なので、実は本音としてはシロツメクサがよかったんですがー。
 …ま、いっか。少なくともまだもう一種類はある筈と見込んで、来年にまた期待をかけてみることにします。(クローバーって多年草…よね…?)

(8/26/05)




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 ★ 五周年!

 今年もいつまでも暑くてやんなっちゃうなあとか何とか言っていた間に、日々は飛ぶように過ぎ、いつの間にやら季節もそれなりに秋めいて参りました。そして気づけば今年もまた、この日を迎えておりましたよ。
 五周年です。うわー。
 こんな節目の年こそは、何かどかんと大きなことでもやりたいなあなどとぼんやり思っていたのですが、現実にはなんだかんだでこの雑記と写真館のみの更新ということになっちゃいました。根性なしですみません。でもいい加減な代物を無理に上げることはしたくないなあと思うので、その気持ちに従うことにしました。
 …いえ、決して三日前に阪神タイガースが優勝したことで舞い上がり、浮かれ騒いで空の彼方へ行ってたせいではないと…言い切れるかな……うーんどうだろう(汗)
 まあでも真面目な話、こういうこだわりが自分の中にあるうちはまだまだ大丈夫なんじゃないかと思います。愛も妄想も尽きる気配はないし、あとは体力気力の問題だなってところでしょうか。(それが一番問題か…?)

 それにつけても、年々何かとやることがとろくなり、どうしてこんなに時間がかかるんだろう?と思うことが多くなりました。サイトのことばかりでなく、実生活でもそうなので、これは多分自然の摂理がスローライフなスタイルとやらを要求し呼びこんでおるのだろうと、そんな風に思うようにしています。
 生活全般の中でのこのオスアン活動が自分にとって大切で欠かせないものであればあるほど、無理をせずに自然体でゆったり長く続けていけたらいいなと、そんな思いを抱いて今日から6年目に突入して参ります。
 のんびりまったり、何よりも自分の為に。そんなトロトロ運転サイトではありますが、時々覗いて「おっ相変わらずやっとるな」とでも思ってやって頂けたら幸いです。

(10/2/05)




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 ★ ビオトープに挑戦

 今年の春くらいから、なんとなく世間で「ベランダビオトープ」なるものが流行りであるらしいと見聞きする機会が増え、実はちょっぴりうずうず興味を引かれておりました。
 本来「ビオトープ」というのは、その中で生態系が安定しており、生き物が自然に寄ってくるようなものを指すらしいのですが、私を引きつけてくれたのはベランダの睡蓮鉢一つでできる簡易的なもの。要するに、水鉢に水草入れてメダカ入れて屋外に放っておくだけというお手軽版であります。これなら私にもできるかも〜♪
 しかし普通睡蓮鉢って、夏場の涼やぎを求めて春先〜初夏くらいに立ち上げるものらしいのですが、そこは何につけてもとろくさい大庭、「よしっ」と思って腰を上げるまでが長い長い(^^;)。なんだかんだでぐずぐずしているうちに夏もどんどこ過ぎてゆき、こりゃ挑戦するにしても来シーズンからかなあなどと思い始めた9月のことでした。
 ある日いつものように生協のカタログをぼ〜っと繰っていた時、「陶製睡蓮鉢大小二個組」の文字が、ぽんっと目に飛び込んで来たのですね。
 直径40cmと30cmの各一個ずつで大きさも手頃。生協だったら送料ナシで玄関先まで届けてくれるし、何と言っても既にシーズン落ちで割安だったというのが大きかった。よっしゃこれだー、と、あっさり衝動買いでしたわ(笑)。
 …とまあそんな次第で睡蓮鉢だけは手元に来たものの、このまま半年置いといても仕方がありません。
 既にシーズンはほぼ終わっているもので、「ビオトープの土」とか睡蓮とかホテイアオイとか、それらしいものは世間からすっかり姿を消して久しいのですが、それでもまあ手に入るものだけでやってみるかあと、あれこれネットで拾ってきた断片的情報を元に、手探り状態で始めることに致しました。

睡蓮鉢
こんな感じで
 ほんとは田んぼの土が一番いいらしいのですが、売ってなかったので百均で買ってきた赤玉土を底に敷き、中央部に素焼き鉢を埋めてちょっと高低差をつけてます。ここにペットショップで投げ売りされてた名前のわからん水草のミニ鉢をそのまま沈め、周りにはやっぱり百均で買った砂利を敷いて、多分オオカナダモか何かじゃなかろうかと思われる水草をぐいぐい埋め込んで石で押さえ込んでおきました。そしてやはり睡蓮鉢には浮き草がつきものだよね〜と、その時入手できた唯一の浮き草アマゾンフロッグピットをちょいちょいっと浮かせ、それでもぽっかり空いてた空間が寂しかったので、もう一つ素焼き鉢をひっくり返して台にして、その上に普通のハイドロカルチャー(室内で伸びまくっていたのを切ってきた)を仮にあしらっておいてます。来夏ヒメスイレンとかが園芸店に出回るようになったら、鉢ごとここへ沈めてやるつもりv
(ちなみに小さい方の睡蓮鉢は、水の汲み置き用の予備として使うことにして、見た目が寂しいので底に砂利とかビー玉を入れ、多分マツモとおぼしき安売り水草を放り込むだけ放り込んであります。)
 ──と、こうして池ができたからには、やっぱりそこには生き物が欲しいですよね。
 うちは真夏でも蚊が上がってきたためしのない高層階なので、多分あんまりボウフラの心配はないと思うのですが、それでもちょろちょろ泳ぐものが欲しかったのでヒメダカを5匹買ってきて入れてみました。更にコケ対策として、ヤマトヌマエビも2匹。コケ取りには何か貝も入れてやった方がいいのかな〜と思いながら、とりあえずはこれで様子をみることに致しました。

 さて、それから一ヶ月。
 メダカは5匹中3匹が初期に相次いでお星様になってしまいましたが、残った2匹は丸々太って元気です。ヌマエビ2匹はちゃんと無事。いつも中央の鉢の中がお気に入りらしく、2匹とも大抵そこに隠れてます。
 最初は2〜3株であったアマゾンフロッグピットはあっという間に増えまくり、既に3倍くらいになってますね。そして恐らくオオカナダモを買った時にくっついてきたと思われるゴマ粒大の小さな葉っぱ一枚を放っておいたら、あれよあれよと言う間に増殖し、チョウチョみたいな形の小さな浮き草がいっぱいできました。うーむ、すごい繁殖力だなあ。
 あと入れた覚えがないといえばスネイルですよ。水草にくっついてきたのでしょうが、多分ヒラマキガイではないかと思われる平たくて丸いちっちゃな貝がたくさんと、モノアラガイなのかな??という1cmほどの貝が2匹、せっせとコケを食いまくっています。モノアラガイ(?)の方が、でかい分やはり役立ってますね。おかげでわざわざペットショップで貝を買ってこなくても済んだのでラッキーv
 …それにしてもこのモノアラガイ、最初気づいた時はほんのケシ粒ほどのちみっとしたミニミニ巻貝だったのに、里帰りしていた数日の間にどどんとでかくなっていたのでびっくりしました(笑)。

 そんなこんなで、なんとか一応「ビオトープ」らしく落ちついてきたみたいです。もうそろそろ、また何匹かメダカを追加してやろうかなと思っているところ。多分あの大きさの鉢なら、5〜7匹くらいはいけると思うので。
 それと、本当はヤマトヌマエビよりも淡水で繁殖できる筈のミナミヌマエビが欲しかったんですけど、これもいずれどこかで出会った時に買って来ようと画策しています。その時には小さい方の予備鉢をエビ鉢にしてやるのもいいかな〜♪

 何にしても、小さいながら水場があって生き物がいるというのはいいものですね。なんとなく、それなりに癒しの空間ができた感じで楽しいです(^^)

(10/25/05)





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