Life Goes On

 
 ★ 親娘旅行

 5月の24日と25日に、実家の両親と連れ立って浜名湖花博へ行ってきました。(ダンナは仕事があるので留守番だった。)
 母が花博に行ってみたいと言っていましたし、大庭の両親は関東在住なので、浜松あたりというのはお互いおおむね真ん中らへんで落ち合うのにもちょうど具合が良かったわけです。
 そんなわけで、まあ半分は親孝行旅行じゃね、という気分で出かけていった花博だったのですが、お天気にも恵まれて大変楽しく気持ち良く過ごすことができました♪

 最初は正直、「二日も同じとこに行くのか。飽きないかな…?」などとこっそり思っていたのですが、実際には二日がかりで丁度いいくらいでした。
 まーとにかく広い広い。歩いても歩いても終わらない花の波〜♪って感じですか(笑)。そんでもって、人の波の方もものすごかったです。
 オープンからしばらく経ってるし平日だし、そんなに混んでもいなかろうという予想は見事に外れ、二日とも大層な人出でありましたよ。もちろん、パビリオンに入るのに延々と並ぶというようなことは全くなかったのですが、会場内全般にずるずるだらだら人込みの中を歩き続けていたという印象が強かったです。…なにせ観客の年齢層が全体に高いもんだから、皆さん歩くのゆっくりで(^^;)。
 何と言うか、年輩者のディズニーランドっていう雰囲気でしたわ。もっと正確には、ディズニーワールド(フロリダ)のエプコットセンターに近い印象だったでしょうか。だだっ広くて各国パビリオンが並んでて湖のそばで、っていう感じが、なんとなく。
 ガーデニングに興味があったり花がとっても好きだという方には、結構楽しいテーマパークなのではないでしょうか。いろんなタイプの庭がこれでもかというくらいいっぱい展示されてましたし、自宅でのガーデニングの参考にしようと大層燃えてるオクサマ方をあちこちで見かけましたよ。あ、あと、盆栽館でむむぅと唸ってるオジサマもね(笑)

 実は今回私は割と受け身な感じでありまして、事前にな〜んの情報も仕入れて行ってなかったのですが、当日もらったガイドマップに「奇跡の青いバラ」なる文字が燦然と輝いているのを見た途端に色めき立ちましたヨ! パンフレットの写真のあまりに綺麗な水色に対しては、フィルターじゃないのぉ?とちょいと疑いの目を向けてもおったのですが、しかし万一ということもあるし(笑)、これはやはり見ておかねば…!
ブルーヘブン
奇跡の青バラ…?
 ──まあ、青と言ってもインクのように鮮やかなブルーはとてもムリだろうし、言っても白っぽい紫程度なんではくらいのことは思っていたのですが、なんのなんの。今回のこれは結構ちゃんと青灰色な感じでしたわ。(周りからは「なんだ、青くないじゃん」みたいながっかりした声ばかりが聞こえてきましたが。まあ確かに、大きな期待を持って見たらちょっとね…^^;)
 戸外に咲いていたものはあまり青っぽくなくて、薄ぼけたグレーというのが関の山な感じだったのですが、温度管理された室内に展示されていたものは、花心の近くは確かにちゃんとブルーがかっているぞ!と納得いく感じでありました。
 遺伝子組み換えとかの先端バイオに頼らず、昔ながらの交配だけでこれだけ青いものが作れたというのは、バラ界ではやっぱり快挙なのだそうですね。写真に撮ったのは「ブルーヘブン」という奴だと思うのですが、その他にも薄紫やグレーがかったいろんな「青バラ」が並んでました。でもこの花が一番「青」らしかったです。
 いずれはほんとに「青い」バラができたらすごいよナーと、未来に夢を描くという意味で、結構私は満足でしたわ。(イヤ、売店で売ってた「青バラソフトクリーム」が意外とおいしかったから言ってるというだけではなく…/爆)

 ホテルの温泉は気持ち良かったし(午後の岩風呂がサイコー♪)、食事も十分満足したし、何より両親が楽しそうであったコトが一番良かったかな。
 何はともあれ、いろいろと充実した良い旅行でございました〜(=^^=)

(5/28/04)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ デュエットと私。

 掲示板でもつらつらプレイレポートのようなものを書いていましたが、ここ2〜3週間というもの、わたくし久しぶりに『デュエット』をやり込んでおります。

 私はどちらかと言えば「遅れて来たアンジェリーカー」でありましたし、当時アメリカ在住でアンジェ関連の諸々についても思うように入手できなかったもので、デュエットの初プレイも、99年秋の一時帰国の機会に『SP2』『天レク』と共にまとめて購入してきてからのことでありました。
 確かまず先にSP2をやって天レクをやって、「ネット創作でしか知らなかった世界」を一通り堪能してから最後に手を出したと思うので、多分もう晩秋にかかった頃のことだったんじゃないかなあ。
 その時の印象は、「なんだかロザリア贔屓されてる?」というものと、そして最大かつ致命的な「うぎゃ〜〜〜、この歪んだ絵は何なの〜〜〜〜〜!」というショックとに尽きますね(^^;)
 デュエットをプレイされた方なら誰しも思ったことでしょうが、通常のゲーム画面などの印象はなかなか繊細でよろしいのに、肝心のイベントスチルやエンディングアニメがあまりにお粗末でがっかり。ううっ守護聖様は顔が命なのにぃ、しくしくしく…。アンジェもあんまり可愛くないし、なんだかとほほ。
 夜デートやプレゼントなどのイベントが増えていたことも、直前にSP2や天レクをやっていた為かあまり新味が感じられず、「まあこんなもんか〜」と思って、初回プレイ時には思い出アルバムもろくに埋めもしていなかったと思います。守護聖様によるクリアご褒美メッセージも、アンジェとロザリア両方ゲットしたのはオスカー様とゼー様の二人だけだったんじゃなかったかなー。
 それでも時々は思い出したようにプレイして、創作ネタを拾いつつ守護聖様の思い出アルバムだけは一応全部埋めたはずですが、でもあんまり「やり込んだ」という感じではなかったですね。オスカー様おひとり取っても、お部屋デートの話題も全部聞き尽くしてなかったくらいだし。(ということが、今回のプレイで判明/笑)

 そんな状況だったので、今回「ロザリアでやり込み」をしてみてなんだか色々と新鮮でした!
 今回はSP1で遊んだ直後に超久しぶりにプレイしてみたせいでしょうか、こんなにイベント充実していたっけ?というのが正直な思い。複数同時攻略ではどうしても取りこぼしが出ちゃうなあというくらい、一人一人との細かい小イベントが盛り沢山で、意外なくらいに楽しかったです。まあ正直、SP1で好きだった特別なデートがなくなっているのはやっぱり微妙に寂しかったのですが、でも小ネタの充実度は記憶にあった印象を大きく上回るものでしたので、アラちょっと見直しちゃったなっていう感じでありました。
 他にもリロードの早さとかセーブできる数の多さだとか、いかにもやり込みユーザーに優しい作りになっていたのも好印象(笑)。SP1の頃と比べると、やっぱり色々進化もしていたんですねえ〜。
 ………しつこいようだけど、これでイベントスチルやアニメの質さえもうちょっとマシなレベルだったらどんなにか…(とほ〜〜)

 あと、私はデュエットのメッセージコレクションは持っていないので、すっかり忘れていた台詞とか聞き損ねていた会話とかがなかなか興味深かったです。
 特に、ロザリアで「故郷の話」は一回しかしていなかったようで、二回目三回目と深く語って下さる内容になんだかちょっぴり感動。そこで語られている父親像が個人的に好みにずばりで、ちょっと嬉しかったです。
 …でもアンジェのときに、こんなにお父さんの話なんてしてくれてたっけ???「俺の星の男は心身共に強靭で女性に優しく云々…」とかって話じゃなかったですか?(←うろ覚え)

 うーむ。これはあらためてアンジェでもやり込んでみなくては。──そんな闘志がふつふつとたぎり始めている今日この頃。
 やっぱりまだまだ更新は滞りがちになりそうな予感であります。きゃーすみませーーーん!

(6/30/04)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★「タエボー」な日々

 …それはじわじわ暑さの増してきた6月初めのこと。ぼちぼち夏服を出さなきゃねとあれこれ引っ張りだしてきていた時に、その衝撃は訪れました。

 き、きつい……!!!

 なんということでしょう、昨夏買ったお気に入りのスカートが、ハラに食い込むではありませんか。そんな筈は〜と慌ててあれこれ着てみた他の服も、なんだかとってもお腹周りがぴっちぴち。
 ええええ、年間通じて体重の変動はほとんどなかった筈なのに、なぜなぜこんなに苦しいのーっ。ショック!
 しかし考えてみると、今ちょうどぴったりだなと思って着ているスカートって、本来ちょっと緩めだった筈。そして普段ぐーたらする時にちょうどいいやと気楽にはいてるジーンズも、確かぶかぶかのゆるゆるだった筈なのでは。ということはつまり……がーん、たるんだ…?
 恐る恐るウエスト周りを測ってみたところ、思いきりお腹に力を入れて引っ込めたにもかかわらず、見るもオソロシイ数字がそこに。うええ、マジですかぁ〜。
 嗚呼、体重がそれほど変わってないのにこの数値。それってやっぱり運動不足のために筋肉がすっかり落ちて、贅肉が下へ下へと溜まっていった結果であるとしか思えません。
 筋トレよ! 筋トレしかないわ………!!
 基本的に怠け者で根気の続かない大庭にも、思わずそんな固い決意が生まれたほどに、メジャーの示した冷徹な数字は本気でシャレにならないものであったのでした。とほほ。

 しかし、飽きっぽい私に単調な腹筋運動なんぞとても続けられるものではないということは、自分が一番よーく知っていることでして。
 やはりここはアレしかないだろう!と、棚の奥から引っ張りだしてきたものは、アメリカにいた頃に買った「TAE BO」なるボクササイズのビデオだったのでありました。
 当時アメリカではこのビデオがそこそこ流行ってまして、私が知り合いの日本人奥様から「結構いいよ?」と勧められた時には既にブームが一服、スーパーのビデオソフトコーナーで投げ売りが始まっていた頃でありました。確か、インストラクション編とベーシック編の二本セットで12ドルを切ってたんじゃなかったかと思います。安上がり〜(笑)
 でもって、確かに全身運動で筋力アップもするし、その割には楽しく続けやすいものであったのは確かなのですね。キックだパンチだという一つ一つの動きにカタルシスがあり、ストレス解消にもなりますし。……まあその、帰国後は部屋が手狭になったことを言い訳に、時たま思い出したように数日やってはまたお蔵入り、ということを繰り返していたのですが…(^^;)
 そんなわけで既に半年以上棚の奥に眠っていたそのビデオですが、今度ばかりはマジできちんと続けてみようと決心した大庭は、我が身を追い込むべく背水の陣を敷くことにいたしました。すなわち、「掲示板で進捗状況を公にする!」という縛りであります。
 だってひとりで黙ってこそこそやってたら、絶対続かないもんね。「人様に見られているのだわ」という思いでもなければ、毎日のつもりが一日おきになり、二日おきになり…と、すぐに根性尽きるに決まってます。──てなわけで、掲示板上に「たるんだので引き締めにかかります」宣言を出し、とりあえず二週間だけ続けることを目標に挙げて、タエボーな日々を開始したのでございました。

 そしてそれから一か月。
 なんとか、ほぼ毎日ちゃんと続けてます。始めた当初はゼェゼェハァハァ息は上がるわ目眩はするわ、全身みしみし筋肉痛でもうダメ〜〜な感じであったものが、今ではちょっと息が弾む程度できっちり全部こなすことができるようになりました。腕も脚も力がついて引き締まった感じになってきましたし、気になるウエストの方もひと月でワンサイズ分絞れましたよ、おおおう(T▽T)
 やっぱり続ければ続けただけのことはあるもんだなあと実感。まあまだ下腹のおニクがあまり落ちていないので、もうちょっと!という感もあるのですが、それでも結構達成感はございます。
 でもここで安心してやめちゃったらすぐに元の木阿弥ですからねー。実際にはこれでやっと人並みってところなのでしょうし。年齢的にも生活習慣病の予防にちょいと本気になり始めた方がいい頃合いでもあることで、せっかくだからこのままちゃんと続けて行こうかなって思ってます。

 …どんどん流れていく掲示板よりも、こうして雑記に書いてしまえばより一層逃げ場がなくなる筈…(笑)。
 とりあえず、実年齢よりちょこっとだけ若めな体力年齢の維持を目指して、がんばってみるつもりです。おー。

(7/5/04)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 
 ★ ベイビーず

 今は昔、二度目のアメリカ生活開始当初のこと。現地ではTy社のBEANIE BABIESが大変流行っておりました。
 初期の頃のものは特に日本人受けする顔つきのものが多かったためか、駐在員家庭の間でも一大ブームを巻き起こしてましたね。最初は私も「へー」くらいにしか思っていなかったのですが、とにかくモールを歩いてもフリーマーケットに行っても、あっちでもこっちでもビーニーだらけであった当時のことで、なんだか次第に心が動かされていったのですねー。元々ぬいぐるみは結構好きな方ですし、とにかくいろんな種類があるので見てるだけでも楽しくて。
 そうして、「ハロウィン用に黒猫と、感謝祭の七面鳥と、あと復活祭のウサギくらいはあってもいいかもv」という軽い気持ちから、それは始まりました。

 せっかく歳事記シリーズにするのなら、クリスマスなものも一匹欲しい。トナカイはなかったけれどもムース(ヘラジカ)が一見それっぽい感じだなというのでつい購入。…あらハクトウワシなんかもあるのね。アメリカ駐在記念兼七月四日用にこれも行っとくか。…あらあら、ヘビなんてのもあるんだわ。辰を西洋ドラゴンで代用したら、十二支だって揃いそう。…あらあらあら…(以下略)──てなわけで、どんどんコレクションが増えてゆくのにさして時間はかかりませんでした(^^;)
 ぬいぐるみにしては小さい方であることと、おおむね6〜7ドルという手軽さが敗因だったかな(笑)。
 さすがに手当りしだいに何でも!というわけではなく、アメリカ人には人気であったらしいテディベア系のシリーズには手出ししませんでしたし、なるべくリタイアもの(ブームの当時は意外にプレミアで高値がついていた)は避けておき、基本的には顔つきがのんきっぽくて可愛いものだけを購入するようにはしていたのですが、それでも帰国までには結局総数60匹に達しておりました。
Beanie Babies
ギュウギュウ詰め(笑)
 ──まあ、ブームが一服した2000年頃にはあまり可愛い新作が出てこなくなったというか、私の趣味とは違って来ていたので、この程度で済んだと言えば言えるかも(笑)。それでもモールをちょこちょこ歩き回っては「可愛い新作出てないかな♪」と探して回るのは結構楽しいものでした。
 今、本棚の二段分を占有してギュウギュウおしくらまんじゅう状態になっているこのビーニー達を見ると、「これは遠出した先の土産物屋で目が合った奴だよね」とか「十二支用に探して探して、結局フリーマーケットでゲットしたのだったわ!」とか、それなりに思い出が蘇ってきて楽しいです。
 …ええ。だからどんなに場所を取るなあと思っても、処分はできない私のお宝ではあるのですわ。

十二支?
十二支?
 なんだかんだで、十二支もとりあえず揃えたと言ってもいい…かな?
 辰が西洋ドラゴンなのは前述の通りなのですが、残念なことに滞在中には亥が出てくれなかったんですよねー。個人的には「ウリ坊を出さないなんてどうしてなのーっ」という不満があったものの、まあしょうがないのでブタくんに猪の代理を務めてもらってます。
 本当は2000年頃にTyが「ゾディアックシリーズ」として十二支らしきものを出してもくれたんですが、これがぜんっっっぜんっ可愛くないのよ。あんなのならいらないわーっ。…てなわけで、こつこつがんばって揃えた贔屓目も手伝って、「うちの十二支の方が断然可愛いもんねv」と勝手に悦に入っておるのでした。おバカですねー(笑)
 ちなみに今年は申年なので、猿を居間のTVの上に飾ってやっています。去年は子羊で、来年は鶏。そのようにして干支のビーニーにはほぼ通年TVの上に鎮座してもらい、ときどき時節がくると歳事記シリーズものと差し換えてます。
 実家の母なんかに言わせると「安っぽいからやめときなさい」なんですが、寅年以来ずっとやってることなので、今さらやめるとちと寂しい。本人的には、結構これがささやかな楽しみであったりするのでした。えへ。

(7/14/04)





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