Life Goes On
 
 ★ コスバニアへの道

 いやあ、この雑記も何年手つかずで放置していたものやら(^_^;;)
 当サイトの掲示板がほぼほぼ私の一人語り劇場となって幾星霜。どうせ自分しか書き込まないなら日常の雑記ぽいことは普通にそっちで語ればいいやーとなっておりましたのですが、このたびちょっと写真入りで細かく語りたいネタができたもので、「そういえば雑記コーナーっていう手があったな!」と十数年ぶりに思い出したという次第。そんなわけでページの作り方もほとんど忘れている状態から、よろよろ手探り作業と相成りました(笑)

ハスキーのお兄さん イメージモデル
 さて。シルバニアファミリーから昨年秋に新発売となっていたらしき「ハスキーのお兄さん」の存在に大庭が気づいたのが、少し遅れて12月のこと。
 ネットで画像を見た瞬間、そりゃあもう一瞬でトリコでしたとも。由羅先生が「オスカーのイメージモデルはシベリアンハスキー」って言ってらしたしこれはもうオスカー様コスをさせるしかないでしょう!と、即決で買いでした。
 ほほほ。衝動ってこういうことね。久しぶりにオタクらしいトキメキに身を委ねるのは大変楽しゅうございましたわv

 そうは言っても縫い物全般大変苦手な大庭のことですから、ネットでちらほら拝見している先達のドール職人様がたのようにちゃんとした正装コスを作れる気は全然しなかったのですが、とりあえず黄色のバンダナ外して青いマントっぽい布を纏わせればそれでもうオスカー様よねっvvv
第一弾
オスアン試作品
 というわけで、試行錯誤の第一段階として、百均で買ってきた青い端切れをチャキチャキ切って「なんとなくマントっぽく見える布」を作って纏わせ、キッチンの引き出しから一本だけ出てきた剣のピックをベルトにちょいと挟んでみました。
 うんうん、一応ちゃんとそれっぽいじゃあないですかv 耳にブッ刺す形でのピアスはどう見ても無理っぽかったのでまたちょっと工夫を考えることとして、ぱっと見だけなら(常にばりばり稼働している妄想フィルターを通して見れば)十分オスカー様だと思います!

 となるとやっぱり、この隣にアンジェも欲しくなるってものですよねvvv
 赤い服の「ショコラウサギの女の子」とピンク服の「ペルシャネコの女の子」のどちらにしようか、売り場で一瞬迷ったのですが、でも私やっぱり基本はウサギちゃんより猫派だからなあ。あと、白いネコちゃんには赤いリボンが映えそうよねとか、耳の高さの分「ハスキーのお兄さん」との身長差がはっきり見える方がよさげよねとか、諸々考え併せた結果ペルシャネコちゃんをうちのアンジェとしてお迎えすることに致しました(^_^)
 とりいそぎ、手元にあった白の飾りリボンを赤マジックでべたべた塗って染めたものを、ペルシャちゃんの頭にトッピング。イメージよりもちょっとリボンが大きかったですが、これで一応「アンジェ」ということにしてみました。
 これについてはいずれまた、ちゃんとしたアンジェっぽいふんわりリボンを自作してあげたいと思っておりますけれども、「オスカー様」と並べてあげたらそれなりにオスアンツーショットらしくはなったので、とりあえず満足です!

 さてここまでくると、やはりオスカー様にはちゃんとそれらしい剣を持たせてあげたいではありませんか。ピックの剣もいいんだけど、レイピアっぽいものよりも、やはりあの「代々受け継がれてきた剣」らしいどっしり感が欲しいのですよ。
セリア剣
改造後
 そこでかねてよりオタ活に寄り添った品揃えとの評判を聞いていたセリアまでいそいそと出かけて行って、良さげなサイズ感のぬいぐるみ用の剣をゲット…したのは良いのですが、でもこのままではいかにも金ピカが過ぎるし形もあんまり西洋剣っぽくない。それに何より抜き身のままで持たせる気はしないので、それらしい鍔とか鞘とかもやっぱりちゃんと作ってあげたい!!(>_<)
 かつて指人形オスカー様に剣と鞘とを自作してあげた経験を応用すれば、この微妙に中華っぽいセリア剣もオスカー様の大剣に変身させることができるでしょう!
 ──というわけで、いろいろ工夫を重ねて作ってみましたよv
 鍔はおせちの箱の金色厚紙。ちょうど剣の厚みと同じくらいの厚さがあったそれを、カッターでぞりぞり削って剣本体がぴったりはまり込むようにして、その上から同色の金色紙を貼りつけました。手持ちのビーズ製クリスマスツリーから青い飾りを一個もらってきて分解し、ボンドでちょいっと鍔に貼ったら、ぐっと「オスカー」感が出てきましたよ(^_^)
 刃にはアルミホイルを巻き巻き。どうしてもシワが入る分、なんだかすごく竹光感があるけど気にしない!(笑)
 柄もそのままでは金ピカすぎるので、ライトオリーブくらいの木綿糸をぐるんぐるんに巻きつけて地の色を隠してしまいます。そして鞘は適当にお菓子のリーフレットの茶色い部分と菓子箱の金色部分の組み合わせでちゃちゃっと作ってできあがり♪

 剣ができたとなったら、やっぱりやってみたいのはあの「夕景の野をゆくオスカー様とアンジェリーク」の図ですわ(^_^)
 かつて指人形劇場でもトライしてみたあのイラストの再現を、是非シルバニアでもやってみたい。ペルシャちゃんのピンク服もちょうどいいし、ハスキーのお兄さんの服もオスカー様のあの私服姿にぴったりよねv
夕景ver.1
 ピアスは無理だけどイヤリング方式でちゃんと左耳の飾りも作り、二人並べていそいそ撮ってみた図がこちら。でも後から元のイラストをよく見たら、オスカー様のマントはいつもの青ではなくて、グレーがかった白っぽかったのですよね。しまったぁー。
 そんなわけで急遽白い布でマントを作り直し、撮り直してみたものが、写真館の方に掲示した「秋の野原 [シルバニアバージョン] 」であります。

(1/21/24)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



 
 ★ 正装チャレンジ前段編

 マントと剣と赤いリボンだけでもそれっぽくなったとはいえ、やっぱりシルバニアのオスアンに、是非ともちゃんとしたコス衣装を作ってあげたい!
 ──と息巻いてはみても、そこはドール服どころか裁縫全般大の苦手で何年もの間「できれば針さえ持ちたくないよう」とかなんとか逃げ腰で過ごしてきた人間ですので、まずは一歩ずつ簡単そうなところから手を出してみるのが常道というものでしょう。
 そんなわけでまずはアンジェちゃんの制服から挑戦してみることにしました。
スカート
アンジェ習作

 ネットをあちこちさまよって、どうやらリボンで簡単なスカートが作れるっぽいということを知り、基本のシャツやズボンの型紙の無料配布をして下さってるサイトを見つけ、その組み合わせとアレンジでなんとかスカート+ブラウス+ボレロの三点セットが作れるのではないかと考えた次第。
 手始めに、家にちょうどいいくらいの幅の赤いリボン(ただし阪急のギフト用だったらしく表側には金色で ☆ Hankyu ☆ の連続パターンが印刷されている)があったので、無地の裏側を使ってスカートを試作してみました。
 おう、やっぱり白にゃんこちゃんに赤はよく映えますねv 上はハスキーのお兄さんが着ていた白シャツを拝借したので、ぶかぶかの彼シャツ萌え袖状態ですが、これはこれで萌ゆるvvv(笑)
 そして100均で白布を買ってきて悪戦苦闘しながらなんとかブラウスっぽいものを作り、何かの貰い物だったと思しきピンクのハンカチをじょきじょき切ってボレロっぽいものを作った…ら、なんだか鬼太郎のちゃんちゃんこみたいになったので何度も試行錯誤しつつ作り直しなどして、一応スモルニィ制服風のコス衣装を作りあげました。
 よくよく見るとあちこちボロだらけだし着膨れ感は半端ないけど、達成感はありました! こんな裁縫下手でも愛と根性だけでここまではたどり着けるのだなと思えたことで、この後に控える「オスカー様正装」という大きな山へのチャレンジ欲も燃え上がるというものですわ☆
 とはいえ、リボンにギャザーを寄せるだけでおおむね形になるスカートと違って、ズボンの作り方って画像つきで説明してあっても全然ピンとこないというか何と言うか。
 ここまでの試行中、アンジェコスを白にゃんこに着せるにあたって、一枚ずつ作ったものを重ね着させるとモコモコで着せづらいこと甚だしいと学習しましたので、オスカー様の黒アンダーは初めから一体型のツナギ方式で作ろうと決めていたのですが、その前にまずズボン単品の試作もしておきたい。
 
ズボンOVA私服

 そんなわけで、ああでもないこうでもないと頭をひねりつつ、何とか見よう見まねで作ってみたズボンがこちら。そして実際に履かせてみたところで、ちょっとジェムストーリーズのOVAでオスカー様がお召しになっていたラフなセーター姿の再現をしてみたいなという欲が頭をもたげて参りました。
 半袖シャツの型紙からのアレンジで長袖黒タートルを作る前に、一度練習で長袖の実作をしておきたいなという思いもあって、ちょうどそろそろ捨てようかと思っていたダンナの古いシャツをじょきじょきじょき。案の定、想定よりも長めの袖になっちゃったのですが、逆にざっくりしたセーターっぽいと言えなくもないわ。
 ただの古シャツも、シルバニアサイズで拡大するとちょうどいい具合のニット感が出てくれて良い感じです。そこへOVAのスクショ写真から切り抜いてきたサングラスを両面テープで胸元にぺたり。行き当たりばったりの割には、それなりにそれっぽいものができたので満足ですv

 ここまでに要した期間が大体二週間ほどだったでしょうか。細かい作業で目・肩・腰に来るなァ〜と思いつつも、手探りでなんとかよろよろやって参りました。
 でもだいぶ「やれるかも」という気分は盛り上がってきたので、いよいよ次はオスカー様の正装に挑戦です!
 というところで以下次項〜。

(3/10/24)





 
 ★ オスカー様正装奮闘記

 いくつかの習作を経て多少の経験値を積み上げたところで、本命オスカー様へのチャレンジ開始。というわけでネットで見かけたツナギ型紙をDLさせてもらって、まずは黒の上下アンダーを作ってみました。
黒上下 黒上下・改
 ……うーん、ぶかぶか? ていうかなんだかニンジャっぽい?(^_^;)
 後から遅ればせに知ったのですが、シルバニアの「お兄さん」って「お父さん」と身長はさほど変わらないけれども恰幅が全然違ってだいぶスリムになっているようで。そりゃあ普通に大人サイズ用な型紙で作ったらぶかぶかのダボダボになるわけだわ。
 ともあれ「このくらい詰めて作れば大丈夫かな?」という試行錯誤のもとになんとかスッキリバージョンの黒上下を作成し、首飾りも装着。この飾りは、セリア剣の改造時に青い石を外したミニオーナメントの残骸をくるりとひっくり返して、中にキラキラの赤い厚紙(その正体は歯茎下がりケア用ハミガキの箱^_^;)をぎゅぎゅっと押し込み、菓子パンか何かの袋の金色ネジネジに貼り付けただけの代物であります。でもどうせ上衣の襟元からチラチラっとしか見えないし、大丈夫でしょ!

 次に取りかかったのは白の上衣。これがなかなか難儀でした。
上衣完成

 大人用ツナギ型紙を改造してそれっぽい形を模索していったのですが、最初は袖の無い白衣と燕尾服の中間みたいな中途半端な代物が錬成されてしまってなんだかとってもコレジャナイ。ゲームのミニキャラ絵を見ながら、ああでもないこうでもないと修正かけては仮縫いし、やっぱりなんだか不恰好だようと嘆きつつまた修正するという繰り返し。数日間の苦闘を経て、なんとかそれっぽいシルエットにできました。赤リボンで縁取りし、前身頃に赤糸で刺繍を施し、ゴムベルトで形を整え、ベルトには後で剣を吊るせるようにミニミニ金具も取りつけておきました。
 そうそう。剣もやっぱり一から作り直しています。セリア剣だと大きすぎ&シルバニアには重すぎて、やはり適正サイズのものを厚紙で作った方がよろしかろうと判断。爪楊枝やらいろんな空き箱のキンキラ部分やらを使ってちゃちゃっと作成しました。
 ここまで来ると、もう裁縫ではなく工作の部類なのでぐっと気楽になります。肩当てやら小手やらは、つるぴかの写真用紙がちょうど良さそうな質感だったので、適当に切り貼りして赤ペンで炎っぽい模様を描いて両面テープでぺたぺたと布地に貼りつけていっただけ。ブーツはセリアのドール靴(小)がギリギリ履けたので、やはり写真用紙を切り貼りして模様を描き加えたものを白靴に組み合わせ、それらしい形に整えました。
 仕上げに青マントをまとわせ、剣をベルトに下げたらSP1オスカー様の正装姿完成ですvvv やりとげた!(小躍り)
正装1 正装2

 いやあ、そこそこ苦労はしたけど、それを上回る楽しさがありました!
 初心者の手探り体当たりで細かいごまかし満載のコスバニアですが、ほぼほぼ萌えのパワーのみで突っ走ってやりましたともv
 次はアンジェちゃんのスモルニィ制服の作り直しです(^_^)

(3/20/24)





 
 ★ 女王候補コス

 オスカー様ができたので、今度はアンジェの番です。
候補修正版

 最初の習作版ではブラウスとスカートを後から合体させたためにあちこち分厚くなりすぎた上、ボレロの丈も長くてなんだかモサッとしていたので、その辺を改善して作り直してみました。
 そしてオスカー様がブーツを履いてる都合上、バランス的にアンジェにも靴を履いてもらわねば。
 前に100均で買ってたドール服セット(サイズ的にシルバニアには合わない)についていた赤い靴(シルバニアには微妙に小さくて履けない)の踵部分にカッターでざっくり切れ目を入れて無理やり広げたら、なんとかギリギリ履けました。
 よし。これで頭から足先まで、ちゃんと女王候補っぽくなりましたね!
 というわけでようやくSP1バージョンの炎の守護聖オスカー様と女王候補アンジェリークを並べることができましたv わーい、オスアンオスアンvvv
オスカー様と候補アンジェ

 ……しかし、やっぱりなんだか着膨れのモコモコ感は残るわね……(^_^;)
 子供シルバニアの体型的にある程度は仕方ないのでしょうが、それでも元のペルシャちゃんが着ていたワンピに比べてなんだか可愛らしさが足りないわ。
 やはりこれはスカート生地が厚すぎるのがイカンのではなかろうか。きっと多分そう。
 実は最初の習作の時点では、近所の100均に赤い無地の布が無かったんですよねー。おそらくは時期的にクリスマスかお正月向けの手芸のために購入する人が多くて欠品していたってことなんじゃないかと思われるのですが、そのためアンジェのスカートは家にあった何かのギフトの赤リボンを流用していたのです。これが結構分厚くて、私の技量では上手にきれいなギャザーが寄せられないのですわ(^_^;;)
 
スカート女王候補アver.2

 そんなわけであらためて、ちゃんと薄手の赤い布を求めて別の100均まで出かけていき、こんどは無事に布ゲットして参りました。
 同じ型紙を使って同じように作ってみた結果、ぐっと可愛くなりましたよv やったねvvv
 ウエストはキュッと締まってるし、スカートもふんわりといい感じに広がってくれました。いやあ、生地の違いでこんなに変わるものなのねと興味深かったです。
 ともあれこれで可愛い女王候補ちゃんができるぞ♪ ──と思ったんですが、ボレロ着せたらやっぱりちょっと着膨れ感は出ちゃいますね。うーん、着せない方が可愛い…(-_-;)
 まあ最初のバージョンに比べたらだいぶマシになったので、ひとまずこれで良しということにします!
(そのうち余裕できたらボレロの丈などもうちょっと手直ししてみるつもりは満々。でもその前に、女王陛下の正装にも食指がうずうず…^_^;)

(3/24/24)





 
 ★ 女王陛下正装編

 女王候補のアンジェもいいけど、女王のアンジェもいいよね! 少女は扉を開けて、至高の御座に登るのですv
 というわけで、SP2のゲーム画面のピンクドレスな陛下を目指して頑張っていきますよ!

 ていうか、もともと手元に「女の子のきせかえ」のドレスがありましてですね。(なぜあるかと言うと、むかーし指人形アンジェに着せて女王コスできないかな?と思って買ってみたものの、完全にぶっかぶかでこりゃダメだわと長いこと死蔵していたのです^_^;) 
既製品との組み合わせにトライ試作1号

 この既存ドレスをパニエがわりにしてオーバースカート方式でドレス作ったらそれらしくなるんじゃない? みたいな。
 とりあえずSP1の女王EDやSP2のゲーム取説のイラストなどとにらめっこしながら型紙ぽいものを作成し、まずは試作1号として実作してみましたが…うううーん、なんかちょっとイメージと違う。長袖にしたのも微妙なら、スカートの位置も低すぎて、これじゃあ全然あのシルエットとはかけ離れてますねえ。てなわけで、やっぱり頭の中だけで考えてもアカンのだわねと思い知った次第。まあ初回はこんなもんでしょ(^_^;)

 失敗してみないとわかんないこともあるもんね!と気を取り直して、試作2号は上半身を極力コンパクトにしつつスカート長めに作ってみました。──うん、まあこれならいけるんじゃないかな。この短い胸部分にあの複雑な金色飾りを全部詰め込むのは大変そうですが、なるべく簡略化することでなんとかしましょう。 
試作2号天レク陛下

 胸元の飾りには、泡ワインのコルク周りを留めていた金属紙を利用しています。厚みもあって形が決まりやすいし、裏から細い金属棒(ていうか耳かきの後ろのとこ)でぐりぐり押してやるとレリーフっぽくなるので、細かい作業がんばりました。
 額飾りも作ってやりましたよ。100均の涙型ネイルシールにピンクのマニキュア塗って、金糸で作った輪っかにボンドで留めただけ。そしてドレスの上に白いマントをまとわせれば天レクOPアニメのリモージュ陛下っぽくなるはず──でしたが、なんだか広がりすぎててるてる坊主。また作り直しです。
 結局、釣鐘スカートの応用みたいな形でなんとかあのシルエットに近づけてみました。私の能力ではこれくらいが限界ですわー。

 さて、ここまで来たらやっぱりあのツノつきの被り物まで再現したいではありませんか。となれば、まっすぐな円錐形ではなく、ちゃんとカーブしたツノが作りたい。何かいい案はないか…とネットを徘徊してハロウィン用のツノつきカチューシャのペーパークラフトが配布されていたのを発見。これを応用して小さく作ればいいんじゃない?(喜)
 ──と、思ったのですが、結果は敗退。ああすればどうだろうこうすればいいのかなと、何度も試行錯誤を繰り返したものの、結局は小さすぎて無理だ!とキレて投げるに至りました。トホホ。
 キレた勢いで、手近にあった何かの梱包材(多分ポリエチレンフォーム?)をじゃきじゃきハサミで切りまくって、5分くらいでツノっぽいものを作ってみました。内側もカッターでほじくって、耳にそのままONできるようにしてやりましたよ。もうこれでいいや!
 というわけで、お次は装飾。菓子袋の口を留めてあった金色ネジネジを綺麗に伸ばして両端をハサミでほそーく切り取り、切った残りはとっておきます。端を切り落としてスリムになった針金部分をツノの周りにぐるりと巡らして、ツノ本体はこれでOK。そこへピンクのオーガンジーリボンを貼りつけて、ベール部分もOK。
 冠部分はしばらく悩みましたが、以前「何かに使えるかも?」と取ってあったミニタルトの金色小皿のフチを切り取って利用。後ろの帽子っぽい部分やら星っぽい飾りやらもせっせと切って貼って切って貼って…でなんとかOK。
 全部組み合わせてちまちまと貼り合わせ、やれやれ、これで出来上がり──と思ったら、ああっ顔の周りのあのじゃらじゃら忘れてるじゃん!(>_<)
正装完成!

 いやはや。さすが正装、めちゃめちゃ装飾盛り盛りですよね(^_^;) 作っても作ってもまだあるか!みたいな。
 ともあれここで、ツノ周り作成時に残しておいた細い金色ヒモの出番です。細いけどしっかりしているこのヒモへ、取説イラストを見ながらそれっぽい飾りを切って貼って切って貼って。両面テープ大活躍。
 ちっちゃい丸は小さすぎて自作はムリと諦め、額飾りに使ったネイルシールの丸いところにオレンジのマニキュア塗って貼り貼り。房飾りは両面テープの上に束ねた金糸をぺたぺた。同じものを二本作って、冠部分に貼りつけて、やっと完成です。……はー、頑張った(^_^;)

 長い道のりでしたが、これでようやくオスカー様と並べて、「女王陛下とその騎士」を撮ることができました! 満足!!

(4/15/24)





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