Life Goes On

 
 ★ 芸術だ爆発だ

 このところ、毎週土曜を狙いすましたように雨ばかりであったのですが、一昨日は久しぶりにすこーんと綺麗に晴れ上がったので、ここで行楽しとかなきゃ行く時はない!と思い、急遽お弁当を作って万博公園に行って来ました。
 むかーし昔、まだジェットコースター狂であったぐらいの若い時分にエキスポランドに行ったよな…?という記憶はあるのですが、自然文化園の方に足を踏み入れたのは初めてです。なんとなくのイメージで、「広い芝生とボート池と多少の木立がある、そこそこ広めの公園」くらいなのかなあと思っていたのですが、なんのなんの。自然文化園の方は驚くほど思いきり「森!」って感じでしたわ。
『アメリカ館』だの『アラスカ州館』だののパビリオン記念碑がそこここにある辺りが、マジで森。なんかすごくナチュラルに滝とか小川とかメダカ池とかがあるし、うっそうと茂った雑木林も立派なものだし、ほんとに30年前はここが万博会場だったのかと疑いたくなるくらいの自然公園でしたよ。わーい、フィトンチットがいっぱいだーー♪
 天気は上々、あちこち紅葉した森の中のウォーキングは実に心地よく、小川のほとりで食べるお弁当もおいしくて、ものすごくいい休日となりましたわ。こんな近場であんなに気持ちいい自然公園があるとは知らなんだ。これからもちょいちょい利用したいぞと思わせるステキ公園でございましたv

正面背面
オモテウラ
 で、万博と言ったらやっぱり『太陽の塔』ですよね。この日は思いきり晴天だったので、青空にこの塔が映える映える。思わずパチパチ写真を撮りまくってしまいましたよ。(背面は逆光でうまく撮れませんでしたが…)
 私自身は、EXPO '70当時はまだちょっと小さすぎて、はるばる大阪までの遠征には連れてってもらえなかったので、本物を間近に見るのもこれが初めて。表側はそりゃ有名ですが、裏の黒い太陽をしげしげ見る機会なんてそうはありませんから、なかなか興味深かったです。
 それにしても、太陽の塔見て最初に思うのが「わーい『タイムスリップグリコ』のフィギュアそっくりーv」ていうのが何ともはや。…いやこっちがオリジナルだって…。

真下から
アオリで見るとド迫力
 背面の姿も興味深かったですが、やっぱりこれだけの巨大なモニュメントを真下から見上げるという機会はなかなかありませんし、さすがの迫力でありました。
 私は現代美術っててんでわかんない奴でして、大抵の像やらオブジェやらには「…これのどこがゲージュツ???」くらいの感想しか持ったためしがないのですが、今回この塔の真下に立って見上げてみて、素直に「ああこれは確かに芸術だ、爆発だ」と感じましたね。岡本太郎ってやっぱりすごいや。
 ま、悪いけど愛知万博の大地の塔(だっけ?)なんて、綺麗なことは綺麗だったけどまあそれだけだったよなーと、こちらを見るとやはりそう思えてしまいます。
 やっぱり「天才」というのはいるものなのだなあと、すこーんと高い秋空の下、なんとなくしみじみ思ってしまったことでした。

(11/7/05)




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 ★ サフラン収穫

サフラン(花)
花が咲いたところ
 夏にクローバーの鉢に植え込んだサフランの球根が、ちゃんと綺麗に開花いたしました。おお、めでたいv 最近あんまり枯らさなくなってきたぞvv(威張れることではない)
 なにもなければ殺風景だし、まあ緑があればそれでいいや──と思っていくつか鉢を並べてるだけのベランダですが、やっぱりこうして花が咲くといいもんですね。香りもとってもよくってなんだか幸せ(=^^=)
 この芳香、鮮やかに赤い雌しべから香っているのだそうで、さすがはあの高い「サフラン」になるだけのことはあるわよねと思わせるものがあります。香辛料のサフランとはまた少し違った、とても華やかな香りでしたわ。
 で、このせっかくの雌しべ。このまま放っとく手はないよね〜と、当然そそくさ収穫です。だって高いんだよサフランて!(笑)
 一つの花から3本しか採れず、そしてよい香りとよい色の出る部分はその先っぽの方だけということで、収穫の手間がとってもかかる為にどうしても高くなるんだそうです。でもうちで咲いた花の雌しべを自分でぽちぽち収穫するくらいだったらたいした手間じゃないもんねv
 紫の花弁と雄しべの鮮やかな黄色の中にくっきり赤い雌しべが伸びるという姿も美しく、ちょっと惜しいような気もしましたが、でも雨に当たったりしてくたっとなっちゃう前にさっさと収穫した方がきっとおいしいに違いないと思い、咲いた端からぷちぷち雌しべだけ摘み取っちゃったのでした。
サフラン(収穫後)
とりあえずこれだけv
 これを丁寧に広げて乾かしてみると、だいたいこんなもん。でも結構な量が収穫できました。
 実は「サフランは球根をそのまま置いとくだけで花が咲く」と聞いたもので、よしそれも試してみようと室内でもあと6球栽培中なのですね。こちらはまだ室内があったかいせいか、にょろ〜んと白っぽい芽が出て来た段階です。これもちゃんと咲くといいなあ、わくわくv そしてもう54本の雌しべが収穫できたらシアワセ〜vv(うまくいけば一つの球根から花が三つ咲き、各3本の雌しべが採れる…筈)

 ふっふっふ、さあこれ使ってパエリアだー! ブイヤベースでもいいなあ♪ うーん、やっぱりサフラン植えて良かったvvv
 ──と、それは良いのですが、普通に道を歩いてる時にそこら辺のプランターで咲いてるサフラン見ても、「ああっv あの雌しべ収穫した〜〜いvv」とつい思ってしまうというのは困りものです(^^;)

(11/17/05)




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 ★ ファイヤーなオパール

 えーっと、4年ほど前の雑記でも誕生石のオパールについて触れてるのですが、その雑記を書いた後で新たに知った「ファイアオパール」なるものにも、ワタクシ長く憧れの念を抱いて参りました。
 そりゃもう「炎」なオパールだなんて、思っただけできゃっvvv というものですわvv(←バカ)
 でもそう簡単にファイヤーなイメージのオパールに出会う機会もないままに、時々ネット通販の画面を見ては「いいなあ〜v」とだけ思って過ごしてきたものでした。(さすがにネットで宝石買う気にはならないので、あくまで見るだけ)

ファイアオパール
実物はもう少し透明な感じ
 そんなある日、ふらっと某デパートの趣味の売り場に立ち寄った折、各月の誕生石の鉱物標本が無造作に並べられているのが目に止まりました。そしてその10月の項に並んでいたのは、鮮やかオレンジのメキシコ・オパールだったのですよ。ラッキー♪
 その時四個あった在庫のうち三つまでは、ちょっとオレンジがかっているだけの薄汚れた石の欠片で、そこらに落ちてるプラスチック片とも大して変わらないような感じだったのですが、一つだけ割と綺麗に半透明で、表面に微かな緑の遊色効果も出ているものがあったのでした。
 おうっ、これなら一応オパールらしくも見えるし、値段も手頃。しかも石言葉は『希望』だってよアミーゴ!(誰)
 更に言うなら、炎を思わせる色の中に綺麗な緑の光が抱かれているだなんて、オスアン妄想的にも言うことなしvv それがキレイな石なら鉱物標本を見ることも結構好きな大庭は、一も二もなくさくっとそのオパール原石買ってきちゃったのでした。うーん、いい出会いだった!

 今年は夏にアイスブルーダイヤのピアスとペンダントのセット(ちっこくて安価なやつですが)も買えたことだし、石運いいのか私?
 いやぁ、世間一般的には「なにそれ」くらいのセコい喜びかも知れませんが、私としては大満足なのでした。
 相変わらずお安い女…(笑)

(11/20/05)





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