あとがき

 
 ★ Sweet Sunday morning

 とにかく甘いものが書きたくなって突発的に書いた、新婚いちゃいちゃ創作です。
 お互いにべたべたに甘え合ってるような新婚の朝っていうのが書いてみたかったのね。このオスカー、はっきり言ってアンジェにめろめろです。甘えるのも楽しいし、甘えられるのも嬉しいし、幸せだぜちくしょう!って感じでしょうか(笑)。
 きっとアンジェの方も、オスカーに甘えるのも好きだけど甘えてもらえるのはもっと幸せv とか思ってるんだろうなって思います♪

 新婚の朝にしちゃーアンジェがちゃんとネグリジェ着てますが(爆)、きっとこのオスカーは「肩を冷やしちゃいけないぜ、お嬢ちゃんv」とかなんとか言ってちゃんと着せてやってから寝てるんではないでしょーか。(でも自分は上だけハダカってのを希望…v ←おバカ)

 いやあ、意味無しいちゃいちゃっていうのも楽しいなあ!(^^)      戻る




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 ★ Million Kisses

 今年もオスカー様お誕生日に合わせて甘々をひとつv
 毎年恒例となりつつありますが、今年もまた「とにかくオスカーにいい思いをさせる。させるったらさせる!」というコンセプトで書きました。──にしても、今回は例年以上にいちゃついてますね。書いてる私も大層楽しかったですし、オスカーもさぞ喜んでいることでしょう、おほほ!

 今回のアンジェは、多分補佐官なのかなあ? 大庭の脳内設定的には、まだ結婚はしてなくて、でもすっかり出来上がって体も充分馴染んでる恋人同士、というくらいでしょうか。きっと、アンジェの執務に差し支えるので平日は一応お泊まりデートはなし、その分週末はまとめてたっぷりと!って感じなんじゃないかなー。そんなわけで、二度や三度で打止めにする気はさらさらないですねこのオスカーには!(笑)
 まあそれはそれとして、今回は結構いろんなキスをさせられたので満足満足v
 これまでもこれからも数えきれないほどキスを交わし合ってても、いつでも「今のキスが一番」と思えたらステキだなと思って、こんな話にしてみました。

 何はともあれ、オスカー様お誕生日おめでとう! これからもアンジェと、目一杯愛のこもった幸せなキスをいっぱいして下さいね♪      戻る




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 ★ FAITH

 2005年10月発行のアンソロジー「オスアンCobalt」に寄稿した作品を、こちらのサイトでも公開させていただきました。
 当該同人誌をお持ちの方にはすみません。何箇所か改行を変えたり読点その他を多少整理したりという程度の修正はありますが、基本当時の文章そのままの再録です。
 いろんな事情で紙の本の購入は見送っていたという方は、お待たせしました。10年も前の作品ですが、お楽しみいただければ幸いです。
 端的に言って、大庭的オスアン+中堅組話の基本形とでもいうような王道ですね。こういうのが好きで自分が読みたいんだよ!という心的エネルギーの発露としてオスアン創作やってます(笑)。

 もうゲームの展開はないだろうと思っていた矢先のフルリメイクとしてアンジェリークルトゥールが12/17に発売となり、そこからオスカー様お誕生日まで5日ということで、ちょうど5話構成であったこの作品を1日1話の連載の形でアップいたしました。ちゃんとした新作ではないあたり少々ヘタレではありますが、一応発売記念のお祭り気分を味わうことはできたかな。この後ゲームの方をじっくり堪能しながら、新たなネタが降って来たら今度こそプレイ記念創作として何か書いてみたいものだと思っております!      戻る




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 ★ At the crossroads

 ”at a crossroads” で「分岐点」、転じて「人生の岐路に立つ」とかそういう意味になるそうです。てことで、「恋か女王か」のあの選択場面にふさわしかろう!とタイトルに採用しました。…いや、要はいつものごとく、タイトルが決まらず悶々とした末に英語に逃げたってことなんですけれども。

 久しぶりの新作ですが、なんだかルトゥール版「告白の行方」みたいな感じになりましたね。あちらは女王EDでこちらは普通に補佐官EDですが、根底に流れてるものが近いなーって思います。
 ワンパターンだけど、こういうのが好きなんだもんね!と、思いっきり開き直る気持ち。何周も回って結局原点に回帰してきたような感覚です。
 そして今回は明確にルトゥールネタ。
 ルトゥールでは湖イベント第二段階を終えたあたりで、アンジェが瞳を閉じて即位式の幻を見るという仕様になっているのです。すなわち、プレイヤーが自分で守護聖様を振ったりしなくても、「○○様を振って即位」の台詞パターンを見ることができるという親切設計(笑)。このリメイクにおける良改変の一つであったと実は思ってます。
 そこでアンジェが「ちゃんと真剣に考えなきゃ」的な決心をしてくれるので、そこからモエモエと広がった妄想がこちらです。あと、一度ロザリア女王の補佐官を目指していたプレイパターン時にしばらくオスカー様をほったらかしてたら、たたみかけるように夜デートに連れ出し→舞踏会後はテラスでしっぽり→その翌日に告白してくる、という情熱的アプローチを見ることができたことがありまして、それが大変萌えたものでそういうオスカーにしてみたかったというのも今回の大きな動機になってますv

 そして最後はやっぱり、攻略対象のモノローグポエムで〆るというのが王道ですよねっ♪
 だってネオロマですもの〜〜vvv(笑)      戻る




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 ★ 小景・午後の公園

「アンジェ春の女子祭り2023」のために勢いで一気書き。さすがに粗いし、ほんの短い小ネタですけど、参加する気持ちが大事☆ ということにする!
 アンジェとロザリアに、ただわちゃわちゃとじゃれ合って欲しかっただけの話です。二人とも、自分の恋心と真正面から向き合ってこの先どんな道を選び取るのかを真剣に考え始めるのはもう少し先、というくらいの段階でしょうか。がんばれ恋する女の子v

 ……そしてゼフェルとランディには大変申し訳ない。
 でも実際のゲームプレイ時って結構、その回の本命以外への態度ってそんなもんではないかという気もするし、今回はそっちの役回りでゴメンネ!という気持ちです(^_^;)      戻る




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 ★ 勝手に夢魔編

 2003年末、しつこく脳内に渦巻いていた暴走妄想のオーバーヒートをなんとか鎮めねばと、自分のために前半部分を一気書き。オスカーの帰還まで書いたところで一旦熱が落ち着いたもので、そのまま創作ファイルの奥の奥にこそっとしまい込んで満足しておりました。
 それから18年経った2021年のオスカー様お誕生日を前に「そういえば未完のまま放置していた勝手妄想作があったな」と思い出し、期間限定で公開してみたりするうちに、これをちゃんと完成させてみたいなという気持ちが次第に生じてまいりました。
 とはいえ当時どんな展開で決着つけるつもりだったのかなんて綺麗さっぱり忘れ果てていましたし、どうしたものかとしばらくモヤモヤ妄想をこねまわしてはコレジャナイと放棄ということを繰り返してました。
 そして2023年。どんな形でもいいからとりあえず続きを書いてみるかと決意。そもそも元々がコミックの途中から勝手に分岐させてオスカールートに持ち込もうとしていたような代物ですから、どう書いたって自己満足にしかならないわけですが、20年前の自分からの超ロングパスを受けて今ならどう着地させるかと、自分でもちょっと興味深く思えてきたので挑戦してみることにした次第です。
 そんなわけで、20年越しの「自分との共作」と相成りました。
 正直、当時もコミックのアンジェちゃんってオスカー様と恋をするにはちょっとお子様すぎるよねと感じていましたし、オスカー様を妙に警戒してはぷんすか怒ってばかりのアンジェに「なんてもったいない!」と身をよじる思いでいたわけですが、そんなアンジェにちゃんと正面からオスカー様を意識してもらうためにはどうしたものかとひと思案。あれこれ考えた末、「彼の真情とのシンクロ体験」というものをねじ込ませてもらいました。ていうかこのくらいのことでもないと、あのアンジェ素直にオスカー様に向き合ってくれそうもない…(^_^;)
 あと連載中「囚われの氷詰めオスカー様」という図には萌え転がって喜んだ一方で、「ただ助けを待つだけのオスカー様というのもちょいと食い足りないわ」という気持ちもどこかにあって、その反動から夢魔の世界では思い切り振り切ったオスカー無双となりました。

 今回のこの話というのは、既にちゃんとランディルートで綺麗に完結しているコミックの世界線を途中で捻じ曲げたif展開なので、あんまり堂々と発表できるような「作品」ではないよねと思う一方で、元のゲーム自体が「どんな物語であれ 〈あなたの心の中で〉 展開させてしまっていいですよ」ってスタンスだったしな!と開き直る部分もあり、そしてやはりランアン展開となっていったASUKA連載を追いながら「未練だ…」と感じてしまっていたあの頃の自分のために、今の自分からのささやかな贈り物気分で好き勝手に書いてみました。
 今さら当時の願望供養かいという苦笑半分、「むしろ令和の今ならまあいいっしょ!」という楽観半分という適当スタンスですが、でも書いてみたら結構楽しかったです。
 私ほんとにオスカー様が好きで好きで好きで大好きでたまらないんだなーっという認識を新たにしましたし、20年たってもやっぱり根っこは変わらんものだなあと、なんだか感慨深かったです(笑)    戻る





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