ランディくん就任時のお話ということで、時期的にコミックの方との微妙なネタかぶりに大庭はちょいとアセってしまったのですが。
　まあ大ネタは丸かぶりなわけじゃないからいいかあと開き直ってしまうことにしました（笑）

　ことの起こりは昨年９月末頃。Ｒｙｏｋｏさんのサイトの掲示板での「肩書きにとらわれない実力主義者なオスカー様のお話、誰か書いてくれないかしら…」とのつぶやきに、つい大庭が「……挑戦してみてもいいですが〜〜」と地雷を踏んでしまったのですねー(^^;)
　だけど書いているうちに二転三転、すっかりそんなテーマの面影もない話になっちゃいましたあ（爆）
　一応は、「Ｒｙｏｋｏさんランディ様お好きだし〜、カティス様もお好きみたいだし〜〜、いいやお二人とも出しちゃえー」というノリで、オスカー創作のつもりで書き始めたんですが。はっはっは、仕上がってみたらすっかりランディ創作にすり変わっておりましたね。
　まあその、ですね、「挑戦」だけはしてみたってことで、このお話はＲｙｏｋｏさんに捧げます〜。
　…それにしても、これも着手からしっかり５ヶ月かかっているわ。やっぱり大庭って筆が遅いのう〜〜。 　　　　　戻る

　昨夏、みわジェリークさんのリクエストを承って、比較的だーっと書き上げた作品です。サイト開設のお祝いとして差し上げました。
　いや〜、はっはっは、オスカー様のピアスの由来を大いに捏造してます！　すみません〜。
　でも今書いたらこういう話にはならなかったろうなあ。いくら愛してたって、他人にピアスつけさせるなんて怖いこと、大庭なら頼めません（笑）。自分がピアスにする前だから書けたようなもんです。おほほ。
　元々のリクエストは、「大勢でアンジェちゃんをとりあうような、にぎやかなラブラブもの。そして最後は当然オスカー様が勝つ」というものでした。
　…だけどなんだか、「大勢」と「にぎやか」にだけ反応してしまったようで申し訳ないです〜(^^;)

　この作品は、多分大庭にしては異色作だと思います。オスカーと他の守護聖が結構あからさまに対立してたり、なんだかロザアン風味だったり（笑）。
　こういうタイプのものって、多分もうあまり書かないんじゃないかなあ〜。 　　　　　戻る

　KAIさんにささげる補佐官アンジェ創作です。
　思えばこれも約４ヶ月前、LOVEROMがもう一月半もすれば１０万ヒットを達成するだろうと見込まれていた頃に、「お祝いをしようと思うんだけど、何かリクエストある〜？」とKAIさんに打診したものだったのですねー。
　でも結局１０万ヒットには全然間に合わず、一周年お祝いに切り替えて、それにはなんとか間に合わせることができました(^^;)

　KAIさんのリクエストは、「アンジェがちょっとした失敗をするんだけど、オスカーがカバーして解決、もしくはフォローして無事におさまる」というものでした。
　お仕事関係の話ということでちょいと難しかったですが、頑張ってみました。
（大庭は根がずぼらな奴なので、どうやらお仕事のことを考えるのが苦手であるらしい。一応大きな矛盾はないようには努力してみましたが。）
　オスカー、ちゃんと仕事のできる男になっているかな？（笑） 　　　　　戻る

　佐伯夢見さんから「新婚バカップルな甘々」というリクエストを頂いて書いたもの。
　テーマは公園のバカップルで行くことにして、比較的すっちゃかちゃーっと書き上げた軽めの短編であります。
　いちゃいちゃしてるだけであんまり意味はない話ですが、まあ新婚なんてそんなもんでしょ(^-^;)
　大庭的には、二人がシアワセならそれでいいで〜す（笑） 　　　　　戻る

　しのちゃんにサイト一周年のお祝いとして差し上げた作品です。

　ええと、とにかく「世界は虹に包まれている」っていう話を書いてみたかったのです。
　ホントは夕焼けよりも朝焼けの空の方がすっきりきれいな虹色に見えるんですが、やっぱしいくらオスカーでも、いきなり「夜明けのコーヒー二人で飲もう」（古）ってわけにはいかなかったので、少し昏い色調にはなるけれども夕景で行くことにしました（笑）。
　夕焼けって言ったら、由羅さんの画集にもあった草原のオスアンか、デュエットでのテラスデートですよねー。で、書きやすい方でと考えたらば、こんな話になりました。 　　　　　戻る

　こちらはしまちあきさんへの差し上げもの。しまさんに捧げるならば、女王創作しか考えられませーん♪

　大庭はしまさんの、可愛らしくも芯の強い女王アンジェとそれを支える凛々しい騎士オスカー様のまんがが、とっても好き。
　女王ものって、ややもすると悲恋ものとかせつない系になりがちですが（そして大庭自身そういうのも好きなんですが）、しまさんの描かれるオスアンワールドは、たとえシビアな背景しょっていてもどこか凛と力強く、そして未来は明るいぞっと思わせてくれるものがあって大好きなのです。

　「恋を選ぶか女王の座か」と、究極の選択を迫るかのごときアンジェ世界ではあるけれど、「心のままに」というならば、「どっちも！」って答えがあってもいいじゃない、と、大庭はずーっと思ってます。
　トロワ世界では「女王だって恋していいじゃない」という観念が割と当たり前っぽく提示されてる今日この頃ですが、大庭の妄想ワールド内においては、その先鞭をつけたのは他ならないオスカーとアンジェである！ってことになってたりします（笑）。
　そして、女王になったアンジェとオスカーには、無敵の幸せカップルになってて欲しい。そんな気持ちで書きました。
　なお蛇足ながら、このお話ではアンジェはオスカーに敬称をつけて呼んでます。しまさんの女王陛下ならこう呼ぶよね、と思ったら、自然に「さま」がつきました。

　──と、ここまであとがきを書き上げたところで。
　なんとしまさんから「挿し絵描かせて下さい」との嬉しい嬉しいお申し出が！
　そんなわけで急遽ファイルを３つに分けて、挿し絵入りバージョンでの公開と相成ったのでありました♪
　暖かな優しさと幸せ溢れるイラストに大庭はメロメロ。もうもうとっても幸せです！ 　　　　　戻る

　小悪魔ちゃんこと奈由　実早希さんに差し上げた創作です。
　いやあ、昨年末にオフで会った時に、「いつか短編ひとつ捧げましょう、でも半年くらいかかるかも」などと言っていたのですが。──あははは、ばっちりかかっちゃいましたねえ、丸半年（爆）
　一応の希望として「渋茶なオトナの魅力のオスカーがいい！　そしてアンジェは候補でよろしく」とのリクエストを頂いていたのですが。う〜ん、あんまり渋くならなかったかな、ごめんなさい。

　恋人未満な時期って、相手との間のかけひきもさることながら、自分自身とのかけひきっていう部分も確かにあると、大庭は思うのです。
　そういう話にしてみたくて書いているうちに、アンジェだけでなくオスカーまで、実は内心いっぱいいっぱいっていう感じになってしまいましたー。
　でも２２でしょ？　１７から見たら大人かも知れないし、守護聖である以上精神的には結構フケててもおかしくはないんですが、しかしやはり何もかも達観した「大人」なんて、とてもやってられないと思うの。
　実際、実年齢がいくつだろうと、恋しちゃったら余裕ぶちかましてなんかいられないって！（笑）
（でも一応アンジェ視点に固定したので、多少は渋め風味にもなってくれたかしら…？）

　この２人、くっつきそうで微妙にくっつかずに終わってますが（笑）、続きはあなたの心の中でネ♪ 　　　　　戻る

　いつもお世話になってるreiさんへの差し上げものです。実は「Love is in the air」も本来はそうだったのですが、この作品も「くーっ、うちからリンクさせて欲しい〜。でも言い出すきっかけが〜！」という気持ちの元に、いわば「手土産」としてがしがし書いた押し付け創作であったのでした（笑）
　うちからのリンクって、いつの間にか作品を頂いたり差し上げたりというサイト様にしぼられる形になってるんですが、そうなると今度は自分が惚れたサイト様へはご進物つきで申し出ないといけないような気分になっちゃって（＾＾；）

　ともあれ、チャットなどで仲良くして頂いてることですし、割と気軽に「リクくださ〜いｖ」と申し上げたところ、「補佐官アンジェとオスカーが何かの用事で草原の惑星に行き、結婚式を挙げようという事になって２人で結婚式をする（もともと結婚式が目的ではなかったのですが）」というリクエストを頂いたのでありました。
　でもこれ普通に書いちゃったら、姉サイト様んとこの某名作とかぶっちゃうもんね。そんなわけで例によって文化の捏造（笑）。星空の下での結婚式と相成りました。
　今回、ちょうどタイミングよく旅行先で実際の草原を見る機会も得られましたので、ここぞとばかりにそのイメージを盛り込んでみてもいます。

　なんだか「父祖の霊が還る」ってのはちょっとお盆みたいですね〜。一応、元々は新月の闇を恐れ護りを求めるプリミティブな信仰だったとか、もっと現実的に闇夜の敵襲を警戒する気持ちから戦の守り神として氏神を祭ったことに由来するとか、そんなイメージで考えてみましたのですが。（いや正直言えば、月夜より新月の方が星が綺麗だし〜、と思って新月夜にしただけなんだけど。）
　しかし、ご先祖さんがみんなぞろぞろ還ってきていてくれたなら、オスカーにとってみれば両親弟妹からその子孫まで、一族郎党揃った結婚式になったってことになるのかなあ？ 　　　　　戻る

　OVA「聖地より愛をこめて」鑑賞記念創作。
　チャットでの流れでいつの間にか書くことになっちゃったのですが（笑）、でも書いてて結構楽しかったです。
　大庭はOVA以外のジェムストーリーについてはほとんど知りません。残りの２つ、光と夢のジェムがどうなったのかもよくわかんないです。そんなわけで、今回のこれは「ジェムネタ」というよりは「OVAネタ」な創作ですね。

　どちらかと言えばお遊び的な色合いの濃い創作ですので、あんまりこね回さずにあっさり書きました。
　いちゃついてるだけであんまり意味がないといえば意味のない話なんですが、たまにはこうしてイチャイチャしてるだけの話というのも、ふと書いてみたくなるのでした（笑）
　OVAのオスカー様って、第１弾の「白い翼の〜」でもそうだったのですが、何だかとっても攻め攻めな感じが強いのですよね〜〜〜（笑）
　そのイメージにひきずられて、ちょっとだけそこはかとなくえっちくさい話になっちゃいました。
（でも一応差し上げものなのでややヌルめに（笑）。続きはあなたの妄想で補完してネｖ） 　　　　　戻る

　reiさん主催の、2001年オスカー様お誕生日サイトへ投稿した作品。
　本当は2000年にクリスマス＆誕生日ネタの創作を書いた時点で「もう季節ネタは書かない」とかなんとか言っていた筈なのですが（笑）。
　１２月に帰国ということが決まり、それじゃあ到底お誕生日祝いなんてできそうにないなあと思っていたところへ、reiさんが「みんなでわいわいお祝いしよう」という主旨のイベントを企画してくれたもので、ひとつ頑張って書いてみるか！と一念発起して書いてみたのでした。
　以下は、投稿にあたって大庭がつけたコメントであります。

『RESOLUTIONというのは、決意とか覚悟とか、そういった意味です。年頭の誓いというような場合にも使われるかな。

　オスカー様にはあんまり「普通」のお誕生日よりも、やっぱりちょっぴり質実剛健系の方が似合うかも…と勝手に決めつけて、例によってぷちっと文化捏造してみました。
　お願いごとをするよりは、自分で道を切り開いていってしまうような人だと思ってますし、そうあって欲しいとも思っているし。
「誕生日」に全く拘泥しないというのもいいけど、しっかり覚えてて伝統を守るってのもいいよね〜ｖなどとあれこれ夢想した結果、 こんな話になりました。

　…でもプロポーズまでさせるつもりはなかったんだけどなあ（笑）
　書いているうちにあれよあれよという間に彼が勝手にプロポーズを始めちゃって。よっぽどアンジェと結婚したいのねと思いまして、好きにさせてあげることにしちゃいました。
　お誕生日だし、特別（笑）。
　まあまだこれから結構道は険しそうではありますが、彼なら頑張ってくれることでしょう〜。

　オスカー様、お誕生日おめでとう。そして幾久しくお幸せにｖ』 　　　　　戻る

　大変間があいてしまいました。久々の創作です。
　前作の誕生日創作を書き上げて投稿してから、３か月くらいになるでしょうか。いやあ、なんだか勘がニブっていて、妙に苦労してしまいました。
　まだ「ほんとにこんな状態で出してもよいものだろうか」という気分もないことはないのですが、これ以上暖めていてもただ煮詰まる一方でしょうから、思いきって上げてしまいます。
　あまり意味のない話ですが、リハビリ作ということで一つご容赦下さいませね（＾＾；）

　前作に引き続いて暖炉ネタとなりましたが、やはり寒い時期にはあったかいネタに走りたくなるらしいです（笑）
　それに加えて、私自身暖炉ってすごく好きなんですよね〜。なので、ついつい書いてみたくなったのでした。そのうち、他にもまた暖炉が登場してくる話を書くこともあるかも知れません。

　いいですよね、暖炉〜v
　以前テネシーに住んでいた頃には、小さいながらもちゃんと暖炉のついた部屋を借りておりましたので、冬になるとちょいちょい火を入れては「いや〜やっぱり火があるってのはいいよねえ〜〜♪」などと悦に入っていたものでした。
　いえ、うちじゃあ別にとりたててろまんちっくな出来事なぞなかったのですが（爆）、それでもぼ〜っと炎を眺めてくつろぐというのは、非常に心やすまるものであったという実感はございます。
　……年末ジャンボで３億円当たってたら、ぜ〜ったい暖炉付きのおうちを建ててたんだけどなあ！（笑） 　　　　　戻る

　Ｒｙｏｋｏさんの『Kiss to Kiss』様の開設二周年に際しまして、日頃お世話になっているお礼を兼ねて進呈した作品です。

　テーマは「慎重なオオカミさんと気の強いウサギちゃん」かなっ（笑）
　なんとなく勝ち気な女の子が書きたい気分であったもので、オスカーに攻められっぱなしにはなってないアンジェに挑戦してみました。
　まあその、蓋を開けてみれば、やっぱりオスカーの勝ちだねって話になっちゃいましたが。（たはは…）

　久しぶりのオスカー視点のお話は、なんだかとっても書きやすかったです。
　実質２日で書き上げて、３日ほど寝かせてから仕上げに２日、という感じだったかな。大庭にしてはかなりのスピード創作でありました。
　やっぱり私、女王候補創作では、こういうかけひきめいた恋人未満な話が好きだなあ〜。 　　　　　戻る